ちょっと衝撃を受けたハナシ。
ちょっと気分が凹んだハナシ。
今朝、会社に行きました。
会社に到着すると、私の担当者は電話中。
すると、遠くから私を呼ぶ声が・・・・・。
10年来の同僚ラウラが手招きしていました。
いつも通りの世間話をしている時、普段に比べてとても静かなコトに気づきました。
それで、ラウラに
「他の子たちはまだ休憩中?」と聞くと・・・・・・
「えっ?知らんの?
みんな辞めたの・・・・・・・」
はぁ??
「3月11日に掲示があって、人員整理してるねんで。
きっともうすぐ、この部署、無くなるねん・・・・・・。
去年、ルーマニアに事務所オープンしたのは知ってるやろ。
今、そこの事務所に50人弱くらいの人いるんやって。
要は、この部署の仕事、ルーマニアの事務所に移してるねん。
あっちのほうが、きっとなにもかもコストが安いんやろうけど・・・・・・・
satoはPartita Iva(個人事業)持ってるんやろ。
だったら、問題ないと思うけど・・・・私らはみんなクビやねん。
たぶん、フランチェスカ(私の担当者)は居残り組やと思うけどな」
と言うところで、フランチェスカに呼ばれました。
仕事の話をした後、別室に移動。
「他の人たちには聞かれたくないから」と前置きがあり、フランチェスカからも会社の状況が説明されました。
ラウラの説明と、ほぼ同じでした。
実はフランチェスカも、この会社に出社するのが、この日が最後。
月曜日から、同じ会社だけど別の事務所に出社するらしい。
でも、契約にサインはしていなくて、契約が成立するまで他の人には知られたくないからと口止めされました。
人員整理はするけど、会社を存続させる意向だし、ルーマニアに日本語のできる子が一人いるけど、彼女一人では絶対無理な仕事量だし、だから、安心して・・・・・・って言われたけど。。。。。。
一時100人近い社員がいた会社で、7~8年前に今の広い事務所に引っ越してきたのに・・・・・・まさかまさかの規模縮小。
いや、規模は変わっていない。
この会社で働いていたイタリア人が職を失って、ルーマニアの事務所で、大量のルーマニア人が仕事を見つけたってだけのコト(って、ちょっと言い方悪いけど)
要は、今のイタリアの状況では会社は<身内(イタリア人)より我が身>だったってコト。
イタリアの若者失業率は、30%を超えています。
老人が多くて、若者が少ない・・・・・だから、年金の受給額も減ってきているそうです。
そりゃそうだ。
だって、仕事が見つからない。
↓
収入が無い
↓
家族をもてない。
↓
子供を養えない。
↓
老人が増える・・・・・・・。
そして、大学卒業しても仕事に就けない状況では、多くの若者はイタリアを脱出しています。
こんな最悪な状況で、イタリアは2月に大統領選挙があったというのに、まだ組閣ができていません。
毎日毎日、どの政党とどの政党が手を組むとか、お互いの政党をののしりあったりとか、議会中にスマートフォンいじってるオヤジとか、居眠りしているジジィの姿をみると、本当に腹立たしく思います。
ここ数年、イタリアの経済状況は悪化していて、私の周りでも、勤務先から自宅待機になった人がいたけど、まさか自分が10年近く仕事をしている会社が、大規模の人員整理をするとは想像できませんでした。
今は仕事があっても、いつ無くなるか分からない不安。
でも、まだ仕事があるコトに感謝したいと思います。
ただ、状況は非常にキビシイけど・・・・・・。