5月のフランス。
天候もいいから、働く気力が、失せ、仕事に身の入らない、パリ市民。

毎週末の大型連休も終わったというのに、この時期、フランス人に
勤勉になれ!というのは、無理な、こと。

これから、BAC(略してバック)=バカロレア(Baccalaureat)の試験、
(高等教育機関入学資格取得試験のこと)が始まるというのに。

リセ(高校)に入ると、息つく暇もなく、過酷な選抜セレクションが
スタートする。



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このバカロレアも、一般、専門、工業と分かれ、この一般が、日本で
言う普通科で、これ以外の科に進学すると、途中で進路を変えて、
大学進学を希望しても無理という、厳しいフランスの先細りセレクション
制度がうかがえる。




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一般バカロレアも科学系(scientifique、通称: S)、人文系(littéraire、
通称: L)、経済・社会系(économique et sociale、通称: ES)と分野別に
分かれていて、3つのうち科学系が最も難しく、その科学系卒業者は
全ての分野の職業に就けるとされています。
その結果、多くの若者は科学系進学を希望し(でも、バカじゃダメ)、
近年科学系の生徒数増加、そして経済・社会系の生徒数減少という現象が
見られます。



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中学まで、物理の成績が優秀な生徒も、高校から、結構、つまずくらしい、、
一方、人文系弁護士やジャーナリスト、又は、作家などの将来図を
持っている生徒が集まるとされているが、どの道も、しのぎを削る、
厳しいフランスエリート階級制度。



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ディプロム社会のこのフランス、今じゃ、グランゼコールも一つだけじゃ
だめらしいし、、、

ノーテンキは、フランス人、C'est la vie!的な生き方のフランスの学生か、
勉強しかしない学生。日本より、現実的に、厳しい、
お勉強の道を選択したら、天才のみが受け入れられるのが、フランスの
学業なんだと思う。
少し位、頭がいいとか、優秀じゃ、ダメなんだね、、この国は。



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我が、、我が家の目の前に、マレ地区の私立の名門、フランブルジョワ校がありますが、中高生が、
校門の前で、タバコ加えて、プカプカ!
タバコなら、まだしも、よくわかんないものも、平気でやってますよ!

先生も注意しないし。



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今、勉強しないで、いつするの??と思うので、学生は、どうか、
もう後、少し、頑張ってほしいものです!

学年末の試験も終わらない、進路も決まらないうちから、夏ヴァカンスを
決めてしまう所は、やっぱり、フランスのリセアン(高校生)だわっと、
思うんですけど!


今日は、これから、日本からクライアントさんが到着で、シャンゼリゼ
まで、行ってきます~!



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明日もお楽しみに!



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