ふと、日頃の記録や会話の中で、
無意識に使っている言葉に
ハッとさせられることがあります。
例えば、「徘徊していた方を確保」という文章
おそらく、その方が見つかったことに安堵し、
「無事に保護できた」と伝えたかったのだと思います。
でも、つい「確保」という言葉が使われたことに、
少し引っかかりを感じました。
改めて「確保」という言葉の意味を見てみると、
①確実に手に入れること
→「人員を確保する」
②自由に行動させないこと
→「容疑者の身柄を確保する」
という意味があります。
そう考えると、
「徘徊していた方を確保した」という表現には、
意図せずとも“自由に行動させない”
というニュアンスが含まれてしまうようにも感じます。
もちろん、そんなつもりで使っているわけではない。
ただ、無意識のうちに言葉にその人の立場や価値観が
表れてしまうことはあるのかもしれません。
医療や介護の現場では、
少し常識から離れた言い回しや、
専門職ならではの表現を使うことがあります。
たとえば、認知症のある方が
提案されたことを実行できなかった時、
「指示が入らない」
という表現を耳にすることがあります。
でも、「指示」という言葉には、
命令するという意味も含まれます。
さらに上司から部下へ、
先生から生徒へというような、
“上から下へ伝えるもの”という意味合いがあります。
つまり、「指示が入らない」という言葉の奥には、
「言われたことに従えない」
というニュアンスも含まれてしまうのです。
私たちは患者さんや利用者さんを
支援している立場であって、決して“上”ではないはず。
けれど、日々関わる中で、
知らず知らずのうちに上下関係の感覚を
持ってしまいやすい職業なのかもしれません![]()
だからこそ、
無意識に使っている言葉に少し意識を向けてみる。
その言葉の背景に、
相手への敬意があるかを振り返ってみる。
言葉は、その人の姿勢や関係性を映し出すもの。
だからこそ、大切に使っていきたいなと思います![]()
今日も幸せな一日を~![]()
私たちの心と体と魂が
いつも幸せで満たされますように![]()
愛を込めて![]()
優しい真理の翻訳者
トランスフォーメショナルコーチ@
みこさとみ
