本日、2週間ぶりのお休みでして。
先週末は休日出勤だったもんですから…
ああ疲れた(苦笑)
そんなわけで、とっても見たかった映画に行ってきました♪
エッ?
ヤクルトの試合は見ないのかって?
あれ…
プロ野球って、もう始まってましたっけ?
(山田哲人登録抹消&ヤクルト最下位なんで知らんぷり苦笑)
『アイアンクロー』
2023年アメリカ、2024年4月 日本公開
監督 : ショーン・ダーキン
ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト
ハリス・ディキンソン、スタンリー・シモンズ
ホルト・マッキャラニー
私のような「昭和プロレス大好きオジサン」にとっては
まさに伝説の〝呪われたエリック一家〟の実話の物語。
ジャイアント馬場のライバルとしても有名な往年の悪役レスラーでスーパースターの
〝鉄の爪〟フリッツ・フォン・エリックの必殺技が「アイアンクロー」なんですね。
ひとたび、エリックに頭を掴まれましたら
その強靭な握力で相手は血ダルマになります…
う〜ん。
私も子ども心に「なんで指の腹で掴んでるのに鉄の〝爪〟なの?」
「なんで爪を立ててないのに血が出るんだ?」と思いましたけども。
まあ、そこはね…
ザ・デストロイヤーが覆面の下に凶器を入れて頭突きしても自分は痛くなかったり
タイガー・ジェット・シンがサーベルの先で突かずに柄で殴るのと同じです(笑)
すみません。
誰もわかりませんよね(苦笑)
このエリック一家ってのが凄いんですよ…
フリッツには6人の息子がいるんですが
長男のジュニアが幼少期に事故死しています。
そして、あとの5人を全てプロレスラーに育てるわけですが…
↓こちらが本物のエリック一家
三男が日本への遠征中にホテルで内臓疾患によって急死(25歳)
五男が服役自殺(23歳)し、さらに六男がピストル自殺(21歳)
NWA世界チャンピオンになるなど、プロレスラーとして最も成功した四男も
バイク事故で片足の足首から下を失い、それを義足で隠しレスラーを続けますが
コカインを常用するようになり、33歳で拳銃によって自らの命を断ちます。
驚くことに
たった10年の間に4人の息子が〝謎の死〟を遂げていたんです。
映画では六男の存在は無いことになってますけどもね。
そんな、昭和プロレスファンに長く語り継がれている
ミステリーを映画化したのが、この『アイアンクロー』
とにかく、話が悲劇すぎちゃって…
あの昭和プロレスの大スターだった
フリッツ・フォン・エリックが
ただただ「人でなし」だったとは…
・・・
プロレスファンはそれなりに楽しめるかもしれませんが…
そうでない方は、あんまりオススメしない(苦笑)