松井と筒香 | 真理のひとり言

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ヤクルトスワローズの山田哲人応援ブログ。
プロ野球のバント野球撲滅運動家です!
スポーツ観戦、映画、テレビ、ときどき下ネタ…ひとり言を書いてます。

新型コロナの影響で異例の60試合に短縮されたメジャーリーグ。
あとはポストシーズンゲームを残すものの、全日程が終了しました。



横浜DeNAベイスターズからタンパベイ・レイズに移籍した筒香嘉智

実を言うと、私は彼に一番に注目していたんですけどね…


50試合 打率.204 本塁打8 打点24 出塁率.322 OPS.730



ちなみに、ヤンキースの松井秀喜の同じく一年目はというと。


163試合 打率.287 本塁打16 打点106 出塁率.353 OPS.788


どうですかね?

日曜日、張本さんはダメ出ししてだけど(苦笑)


でもね。

今年はたったの60試合しかないんですよ!?

そんなに簡単にメジャーに順応できませんって!


これは、私の個人的な意見なんですけど、イチローは別格として

打者でメジャーに通用したのは松井秀喜、あとは青木宣親がまあまあか…

ケガさえなきゃあ、大谷翔平も能力的には十分過ぎますけど(苦笑)



でも、いち早くメジャーに順応できたのは城島健司だと思ってます。

大谷翔平も、健康なら日本時代より打ってるんですけれども(苦笑)


やっぱり、城島はキャッチャーですからね。

メジャーのピッチャーの情報量が多いという利点があったんでしょう。

なんと一年目は144試合で、松井を凌ぐ打率.291で18本塁打ですから。

ただ、そのキャッチャーということで、後には苦労をしたんだけど…


ゴジラ松井秀喜のルーキーイヤーはねぇ…

大の松井ファンだった私に言わせると、やっぱり物足りなかった!



ただね。

あの時は、ああするしか無かったと思うんです。


名門ニューヨーク・ヤンキースに鳴り物入りで移籍してですね。

あの名物オーナーのスタインブレナーさんが元気でしたから…

「こんなパワーの無いヤツがゴジラなのか?」って言われてね…

あの気の短い人が松井がメジャーに慣れるまで待つわけない(苦笑)



でも、そこが松井秀喜の偉いところですよ。


プライドを捨てて「中距離打者」として「チームの勝利に貢献する」

これに徹底することでメジャーで生きる道を見つけた思うんです。

ヤンキースの監督のジョー・トーリが松井の理解者だったのも大きい。


その結果が、打率はまずまずの.287で、殊勲甲の106打点と全試合出場。

ワールドシリーズで四番を打つほどの信頼を勝ち得ることになった。


ただ、日本での豪快なバッティングを見たファンからすると

悪く言えば「安全策」をとったのかなと…


ところが、筒香は日本でのスタイルそのままでプレーした。


なんたってホームランは出てます!


筒香のパワーならメジャーでも通用する。


ホームラン8本は通常の162試合制なら21本のペースですから。

松井の一年目のように全試合出場していたら26本になる数字。


メジャーで20本以上の日本人は、ゴジラ5回とビッグフライ・オオタニサンのみ。


私は「ホームランバッターとしての松井秀喜」のベストシーズンとは

ワールドシリーズMVPの2009年のヤンキース最終年だと思ってます。


あの年は、DH専門で出場機会も少ない中で28本塁打。

もうホントに面白いようにホームランが出てましたから。


松井ウォッチャーの私が言うんだから間違いない(笑)



う〜ん…松井と筒香の一年目のシーズン。

どっちの選択が良かったのか分かりません。


松井は、この一年目に得た信頼で、ヤンキースで不動のレギュラーになったし

次年の31本塁打以降は、さらにホームランバッターとしても認められました。


筒香は今シーズンの低打率が、来年の起用法に影響するかもしれない…


でも、松井だって打ちだしたのは50試合前後あたりからですもん。

それまでの4月と5月なんていったら、散々だったんですから。

筒香の今シーズンは、その前に終わっちゃったんです(苦笑)


これからが勝負です。


ガンバレ!筒香