何年か前にテレビのワイドショーで少しだけ取り上げてましたかね…
富山県の小さな地方テレビ局の記者が暴いた富山市議の政務活動費不正利用問題。
これを巡って14人の議員がドミノ式に辞職に追い込まれたドキュメンタリーです。
それが映画になったってんで、観に行ってきました。
『はりぼて』2020年公開
チューリップテレビ 製作
五百旗頭幸男・砂沢智史 監督
渋谷の小さな映画館、さらにコロナでキャパが半分になってるとはいえ
午前中の最初の上映から満席の大盛況でした…俺、大丈夫かな（苦笑）
いやあ、とにかく面白かったです！
コメディ作品より全然笑えます（笑）
「保守王国」と言われ、とにかく自民党が強い土地柄の富山県。
ここで「富山市議会のドン」と言われた自民党の重鎮の不正が！
これを皮切りに14人の議員の不正が次々と発覚していきます。
どの議員も最初はテレビの前で堂々とウソをつきます。
誰が聞いたって分かるようなウソを平然とつくんです。
あッ、昨日のあの人の話じゃないですよ（笑）
しかし、チューリップテレビが取材で掴んだ証拠に対し
みんな次々と最後には謝罪に追い込まれるわけですよ。
ある人は土下座をし、ある人は号泣し…
まさに「リアル半沢直樹」を見ているようです（笑）
とにかく痛快なんです！
「知らねぇ、知らねぇよぉ〜、半沢ぁ〜、お前の負けぇ〜〜〜」
って言ってた市川猿之助も、最後は屈辱の謝罪をするように（笑）
やっぱり、マスコミは政治家の不正を徹底的に追及しないといけないんですよ…
昨日のあの人の話じゃないけど（笑）
これ、2016年に不正が発覚したわけですか…
でも、その後も国政も地方も全く反省はありませんなぁ。
しつこいけど、昨日のあの人とは関係ないですよ（笑）
映画が終わると、知らなかったんですがトークショーが始まりまして。
チューリップテレビの記者で、この映画の監督である砂沢智史さんと
映画にもちょっとだけ出演したTBSの松原耕二キャスターが登場して。
最前列の私も初めてフェイスシールドってのをしました。
松原さんは「ここに登場する政治家は、まだマシだと感じる」って…
そりゃあそうよ！
だって、みんな不正を認めて辞職してんだから。
病気になる前に自分から辞めてんですから（笑）
・・・
あれ…やっぱり昨日の人の話かな？