このブログでも何度か書いてるんですけど
私は山口組の関係の本をよく読みます(笑)
いわゆる「仁義なき戦い」のモデルになった当時や
山口組と一和会の「山一抗争」関連の本だったり…
もう、平成も終わりになるわけですけれども
平成の山口組といえば…
渡辺芳則五代目から現六代目の司忍組長へと。
このあたりが山口組ウォッチャーには堪らない(笑)
そのキーとなる大事件が、宅見勝若頭の暗殺…
ちょうどこの頃。
関西に住んでて、仕事の担当が神戸だったんですよ。
だから、私はこの事件がモノ凄く印象に残ってます。
すみません…
興味ない方には何のこっちゃ全く分からないけど(苦笑)
『悲憤』 中野太郎・著 宮崎学・監修
そして、ついに殺害事件の当事者であった
中野太郎会長によって語られたのが、この本。
ましてや、監修が「キツネ目の男」といわれた
宮崎学さんですから…読まずにはいられない(笑)
こういう本っていうのは、一方からだけの視点になりがちで
あくまでも真実はどうなんだ、ってところではあるんだけど。
ただ、ひとつだけ言えるのはね。
これが映画化されれば凄いんだろうなぁって…
まさに「平成の仁義なき戦い」って感じですよ。
もう、大ヒット間違いなし!みたいなね(笑)
でもなぁ…
このコンプライアンスがうるさい時代に無理ですよね…
「仁義~」の何が凄いって、よく映画に出来たなぁと。
だって、金子信雄さんの山守親分側の言い分もあるわけで
そっちからのクレームを抑え切るというか何というか…
そんな芸当が出来る人が、当時は映画界にいたんですもんね。
やっぱり、この本の映画化は無理だわ(笑)
今回、本の内容に関してはネタバレになるんで書きませんが…
でも、ひとつだけ面白いエピソードを!
山口組がハロウィンで近所にお菓子を配るのを
ニュースでご存知の方もいるかもしれません。
これ、別に今の流行りに乗ったわけじゃなくってね。
そもそも、山口組の本拠地である神戸という街には
外国人が多いことから、本来のハロウィンの姿というか
昔から外国の子供達がよその家にお菓子をねだるんです。
子供達はその家がヤクザさんちだと知りませんから。
山口組関係の家でも訪ねては、お菓子を貰ってたと。
これが山口組のハロウィン始まりで(笑)
あの有名な田岡一雄組長の頃かららしいんで…
今から30年以上も前に本当のをやってたんですね。
う~ん。
ぜひ、来年のハロウィンでは渋谷に行ってもらいまして
ニセモノのバカ騒ぎを蹴散らしてもらいたいです(笑)