WBA世界ミドル級タイトルマッチ
挑戦者 ロブ・ブラント 3-0 王者 村田諒太
判定は119-109が二人、118-110が一人。
村田贔屓の私でさえ、116-112の完敗…
いやな予感はしてたんですよ…
でも、これがミドル級の層の厚さなんでしょうね。
スピードを身上とするアッサン・エンダムを圧倒したんで
今回、同じタイプのブラントも大丈夫かと思ったんだけど…
ブラントはエンダムよりかなり若いですからねぇ。
また、よく村田のボクシングを研究していました。
この敗戦は本当に悔しいし、凄くショックなんだけど…
でも、村田諒太にはいろんな夢を見させてもらいましたよ。
日本人にはあり得ないと思っていた五輪の金メダル。
ましてや、それをミドル級で達成してくれたこと。
そして、何よりもプロ入りしてくれたこと。
わざわざリスクをおかす必要はなかったんだから。
金メダリストの栄光の中で終わることもできたのに。
最強戦士、ゴロフキンを倒してミドル級の頂点に立つ。
この夢のまた夢の実現は、ついに叶わなかったけれど
村田諒太が世界のミドル級のトップグループにいたのは
誰がなんと言おうと、紛れも無い事実なんで…
もう、こんな選手は出てきませんよ。
よくぞプロの世界にチャレンジしてくれました。
ボクシングファンとして…
村田諒太には、ホント感謝しかないです。