シン・ゴジラ | 真理のひとり言

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ヤクルトスワローズの山田哲人応援ブログ。
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スポーツ観戦、映画、テレビ、ときどき下ネタ…ひとり言を書いてます。

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今日は朝から 『シン・ゴジラ』 を見てきまして。

普段、よっぽどの話題作でもガラガラな豊島園が
しかも、朝の8時45分という回なのに、ほぼ満席。

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今回、あの 『エヴァンゲリオン』 の庵野秀明監督の作品・・・
といっても、エヴァンゲリオンも庵野監督も知らないんだけど(苦笑)
日本で製作されたゴジラとしては、初めてのCG作品らしいです。

庵野監督に言わせると、ゴジラには 「黄金比」 ってのがあって。

特撮シーンと人間ドラマの映画の放映時間における比率は
特撮シーンの割合が少ない方がよいと。
この黄金比が理想的なのが、1954年の第1作目なんですって。

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実は、この作品でゴジラが登場するシーンは
わずかに3回で、時間にしても、かなり短い・・・

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それ以降のゴジラをはじめとする 「怪獣映画」 は
主役VS敵役の怪獣の格闘特撮シーンが増えてしまい
そうすると 「子供映画」 になってしまうんですって。

その 「黄金比」 を元に戻そうというのが 『シン・ゴジラ』 なんだと。

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なるほどねぇ。

確かに、アダルト・ビデオでもポルノ映画でも
セックス・シーンばかりってのは興醒めです・・・
私みたいな大人のストーリー重視派は満足させられない(笑)

AVやポルノ映画に 「子供向け」 は無いんですけど。

お笑いでいうと落語ですかね。

やっぱり、こっちの例えの方がいいや・・・
AVの話は忘れてください(笑)

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昭和の名人・古今亭志ん生や私の大好きだった志ん朝なんかは
最初から最後まで爆笑をとっていたわけじゃあない。

志ん生は 「う~」 だとか 「あ~」 だとか言いながら
お客を焦らし気味にジ~ッと待たしといて、ココって時に
くすぐりをぶつけて、ドカンとウケるわけですよ。

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その息子の志ん朝も人間ドラマと笑わせる部分とでは
人間ドラマを描写する時間の割合の方が長い・・・

これが下手な落語家になるほど、客の沈黙を我慢できずに
面白くもなんともないギャグでセコく笑いをとろうとする。

一つの話をするのに、何度もつまらん(笑)はいらないんです・・・

なんか、まるで私のブログみたいですけど(苦笑)

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そんなわけで 『シン・ゴジラ』 でもゴジラの登場場面は少ない。
でも、ゴジラとの死闘を演じる日本政府や自衛隊の人間ドラマが
理想的な黄金比で、見事に描かれているというわけです。

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もう一つ、ゴジラのビジュアルについても
あくまでも第1作目の 「恐ろしい」 「怖い」 ゴジラを踏襲。
私が子供の頃に見ていた、昭和ゴジラの後半なんかは
お目々クリクリでポッチャリの可愛いゴジラでしたから。

しかし、シン・ゴジラでは、目は不気味なほどに小さく
その巨体からは不釣り合いなほどに手が細い・・・

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「シン」 というよりは 「馬場」 です(笑)

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ただ、アメリカ大統領の特使で、若いけれどやり手の
カヨコ・アン・パターソン役の石原さとみちゃんが
あまりに可愛い過ぎて役のイメージと、ちょい違う(苦笑)

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映画の帰りは、いつものようにパイイチです♪

餃子とビールの黄金コンビ!

私の餃子の食べ方は、お酢は使いません。
醤油にラー油を4滴の黄金比でいただきます♪