今日は岐阜県飛騨市神岡町にある「宝橋(たからばし)」をご紹介。
場所はここ。
訪問日 2024年(令和6年)6月19日
現地には銘板等はいっさい無く、ここは尊敬するQ地図様から
引用させていただきました。
よみ :たからばし
完成年(度):1935年(昭和10年) 今年で89歳。
延長 :45.4m
幅員 :6.1m
河川の名前は「高原川(たかはらがわ)」。
上流側からの全景はこんな感じ。
年代を感じさせる低い高欄に心が躍る。
この橋は、岐阜県のホームページ内で「飛騨地域北部の歴史的土木構造物」
でも紹介されている。
右岸に近づいてサイドから。
付近の草木の植生が、廃橋感をさらに醸し出しています。
では、宝橋に正対。
比較的、新しいと見えるガードレールには、
「たから橋 老朽化のため通行止」 とある。
右岸の親柱はこちら。
ガードレールの左右には、それぞれ金属チェーンが張られています。
では、通行止めのガードレールの向こう側。
キレイな路盤ですこと。
真ん中あたりから向こう側。
真ん中あたりで振り返りの景。
向こうに見えるのは「神岡鉱業 株式会社」
高原川、上流の景。
そして下流の景。
この高原川はこのあと富山県に入り、「宮川」と合流して『神通川』と名前を変えて
日本海・富山湾に流れます。
そして左岸側に近づいてきました。
だんだんと草木の植生が立派になってきました。
向こうに走る道路は国道41号です。
橋が終わって国道までの「取り付け部分」です。
『止まれ』の標識の向こうまで抜けての振り返り。
いやぁ、植生が逞しい。
最後にこれ。
国道41号との接点。
これ、危ないわぁ。
このあたりは巡航速度も速いし、シェッドからはカーブになっていて
めっちゃ見にくい。
この宝橋、飛騨地域北部の歴史的土木構造物として
静かに余生を送ってほしい。
おしまい。