八草峠と旧国道303号 【3】

 

【2】より続く・・・

 

2012年11月24日のこと。

 

八草峠にいらっしゃる『お地蔵様』にご挨拶したくて、

旅用自転車「700Cランドナー」で旧国道303号を

滋賀県側から登ってきた。

 

峠でお地蔵様に挨拶をして一人ランチタイムを済ませ、

峠の空気をたくさん吸って、「さあ、充分に堪能した」

 

岐阜県側へ降りよう。

 

峠から岐阜県側には、通行止めのバリケードなど一切なかった。

初めのうちは、路面もキレイでしたが・・・

 

ご覧のとおり、

落石と泥、濡れ落ち葉のオンパレードで・・

濡れ落ち葉は、自転車の転倒リスクが高いので、

ゆっくり、ゆっくりと下っています。

 

前後のブレーキレバーを引きっぱなしです。

 

ガードレールは雪の重みでひん曲がっている。

 

そして路面の最悪場所。

 

なんか・・・

岐阜県側の方が状況がヒドイ!!

修繕せずに、そのままほったらかしやん。

 

だいぶ、下まで来ました。

コンクリート製の親柱と高欄を持つ「トツサカ橋」です。

 

 

お誕生日は

「昭和三十四年三月 竣功」

こういう昭和の橋もイイなぁ。

つる草が巻き付いて、なんとも「物悲しい」ですな。

 

ついに岐阜県側の入り口に到着。

滋賀県側のコンクリートブロックと比べると、

こちらは「Aバリ」だけの簡素な出で立ち。

 

 

この「Aバリ」とも記念写真を。

振り返っての景。

 

無事に下りてきました。

 

八草トンネルの開通で所要時間が短縮されたことは、

地元の方、利用される方にとっては歓迎されることですね。

 

この訪問からすでに12年が過ぎています。

今はどんな状況になっているのかな??

 

それにしても、「峠のお地蔵様」は慈悲深くてステキでした。

何年もの間、通行する人々を見守って下さりありがとうございます。

そして、峠の周辺をキレイにしていただいている人にも感謝です。

 

おしまい。