こんにちは。
週末の父の日に
とっても嬉しい
お父さんからの報告がありました。
(私達からじゃないんかい笑)
生まれ育った北海道から
娘(私の妹)家族が暮らす沖縄に移住するにあたり
25年前に建てた自宅をどうしようかと
悩んだ昨年
定年後にずっと奥底に眠っていた
DIYのセンスや技術の才能が開花し
自宅の庭に立派な東屋を建てた父
色とりどりの花や
季節ごとに楽しめる果物を植え
由緒ある公園顔負けの立派な庭園に
劣化が目立ってきた外壁を
自分達で素敵色にペイント
綺麗好きな奥さんが
毎日丁寧にお手入れした水回りにお部屋
築年数を感じさせない
見事な仕上がりの実家となっていました。
思い出の詰まったこの家を
売ることなどできない
いつか子供や孫達に受け継げるよう
貸しに出そう。
公務員だった父にとって
右も左も分からない初めての賃貸業
不動産屋さんに言われるがまま
自分達で家賃を決め
写真を送って掲載してもらう
という工程まで終了し
初めて私達に連絡が来ました。
いくら状態が良い広い家と言っても
こんな田舎でこんなお家賃
高過ぎない？
しかも昭和初期ですかという程
画質が粗い上に
玄関の前に孫達が並んでいて
初老の奥さんが畑仕事してる姿に
自分達が丹精込めて育てた果物の木ばかりの
自己満過ぎる
前代未聞な入居者募集掲載写真達…
妹と2人で絶句
絶対無理だよと呆れる娘達の声をよそに
自分の家の価値を信じて疑わない父。
掲載後すぐにオファー
入居者決定
うそでしょ（笑）
移住先の新居探しを兼ねて
家族が沖縄に大集合した昨年
海から歩ける築浅の一軒家を
限られた予算内でという
無謀とも思える条件の中
家族全員が気に入る
ぴったりの物件に出会えたけれど
本州からの移住や別荘など
投資目的でも購入者が多い
沖縄の不動産は争奪戦
担当して下さっていた不動産屋さんから
オファーが多いこの物件を勝ち取るのは
現在沖縄在住の方でないと難しいとのこと
既に北海道に帰っていた父は
直接売り手の不動産屋さんに
直談判すると言い出し
そんなことしても無理だよという
我々の声を振り切り実行
結果
すったもんだありながらも
見事獲得！笑
毎日海散歩するという
夢のような沖縄シニアライフを手に入れ
一年が経とうとしていたある日
何やら訳ありな雰囲気でかかってきた
父からの電話
「札幌近郊に住む奥さんの妹の家の前の
一軒家が目玉価格で売りに出てるらしく
買おうと思う」
えーーー
移住して一年しか経ってないのに！？
暑過ぎたの？
やっぱり雪が恋しかったの？？
でも早くない？まだ早くない？涙
頭が混乱しかけそうになった時
「夏だけ北海道で過ごす
二拠点生活しようと思う」
最高やないかーい
雪が多過ぎて年齢的に除雪が厳しくなった
というのも
沖縄移住の理由ではありましたが
沖縄は一年通して過ごしやすいけれど
夏は北海道育ちの自分には
暑過ぎて外に出られないため
体力が落ちてしまうということを解決すべく
北海道の家を決断。
そして
父の日だった昨日
契約完了したとの連絡がありました。
ロサンゼルスとハワイで
二拠点生活を始めた娘に続いて
沖縄と北海道で
71歳から二拠点生活を始める父
自分達がいない間
北海道・沖縄どちらの家も
部屋も車も自由に使っていいよと
とりあえず私はこの夏行けないけれど
都会でマンション暮らしする妹家族が
子供達の夏休みに別荘として
一軒家暮らしを楽しむことになっていて
地元北海道に帰る家がなくなってしまい
少し寂しかった道産子の私達兄弟に
自由に帰れる家が出来て
奥さんも夏の北海道滞在に向けて
すごく楽しみと大興奮
父が選択した
家を増やすという生活は
家族みんなをハッピーにしてくれました。
北海道の古民家もまた
持ち前のDIYセンスで
素晴らしい家に仕上げてくれることでしょう。
誠実に生きるんだと
誠実一筋で生きてきた
誠実を絵に描いたよう人
神様の生まれ変わりだと疑ってやまない
私の父は
不動産の神様にも見初められたようです( ´艸｀)
何歳になっても
尊敬と感謝が尽きない
むしろ更新し続ける
自慢のとーちゃん
まだまだ何年、何十年も
一緒にわくわくできますように。
父の日ということで
親バカならぬ子バカなブログを
お許しください（*^人^*）
今日もありがとうございます。
皆様にとって素敵な一日となりますように♡
