お昼後は恵比寿の目黒雅叙園へ。

今回の企画展は、2011年12月10日に公開された映画「源氏物語 千年の謎」に登場した
素敵な衣装を百段階段の各お部屋に展示するという試みのもの。

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企画展入口のロビー前には、源氏物語の一部を再現した展示が。
優雅です。




百段階段内は撮影禁止なので。
画像は、広報ブログでご覧下さい。

http://www.megurogajoen.co.jp/event/genji/index.html




百段階段では、十畝の間(テーマ:紫式部)/魚礁の間(テーマ:六条御息所と物の怪)
草丘の間(テーマ:藤壷)/静水の間(テーマ:夕顔)/星光の間(テーマ:彰子)
清方の間(テーマ:葵の上)/頂上の間(テーマ:平安装束の世界)の7つの部屋で
展示がされています。

部屋の名前は装飾を担当した画家の名前がついています。

普段から私は、魚礁の間がお気に入りです。
床柱には中国の魚礁問答の一場面が彫刻されていて、現在は色が薄れて
しまっていますが、当時は鮮やかな赤や緑や金色などの色彩で彩られて
いたのではないかと想像できます。

また天井が見事で、四季の草花の絵が格子状にきっちりと納められ四季折々の
草花を一度に愛でることができ、とても贅沢な気分になります。

そんな、素敵な「魚礁の間」。

そのお部屋に、まさかの!
六条御息所の物の怪!!ショック!

物怪に取り付かれた、六条御息所が光源氏に襲いかかろうとした一体。
そして、隣の場面は安倍晴明に除霊される寸前の六条御息所の一体。

どちらも顔は蒼白!ドクロ
髪はボサボサの乱れ髪!ドクロ
あのマネキンの恐ろしさときたら!
尋常ではありません!

夜中に懐中電灯一つであの部屋に行けと言われたら、
「勘弁してください」と泣きじゃくると思います。

それくらい、あのマネキンはリアルで怖いです。

大好きなお部屋なのに、2体の物怪マネキンが気になって長居ができませんでした。
どの角度から見ても目が合う気がするんですよ。叫び

真冬の肝試しがしたいという、奇特な方がいらっしゃいましたら。
1月15日(日)までに見に行かれることをオススメいたします。