東京家裁の夏休み(夏季休廷期間) | あるトランスジェンダーの人生

あるトランスジェンダーの人生

LGBTのトランスジェンダーのMtFです。一人の当事者として、性別適合手術の体験談を書き終えました。

 

2022年7月27日、Hメンタルクリニックへ行った後、東京家裁へ行きました。

 

朝10時過ぎにメンタルクリニックへ行き、そこで東京家裁で必要な診断書を頂きました。

 

受付の方に「書類は返却されないのでコピーすることをお勧めします」と言われました。

書類をコピーした後で電車に乗り、10時50分頃に東京家裁へ到着しました。

 

手荷物検査のチェックの後で家事審判を受け付ける窓口へ行きました。

性別変更申立書、出生から現在までの戸籍謄本3枚、収入印紙800円分と指定された切手の枚数、そして精神科医2名による診断書、SRS執刀医の診断書2枚と染色体検査報告書を提出し、身分証として免許証を提示しました。

 

その後、窓口でのやり取りがとても印象的でした。

書類を一枚出されてこちらの携帯番号、氏名の記入と捺印(印鑑が無ければしなくても良い)、そして過去に家裁で何か申し立てをしたことがあるかどうかを書くようにという項目もありました。

12年以上前に家裁で名の変更をしたので申し立てをしましたが、当時の事件番号を記入するようにという箇所がありました。

 

本音で思わず「はっ?」と思いました。

 

分からなければ書かなくても良いそうです。


日記に当時の記録を残していたのでチェックしましたが、事件番号の記載は無かったです。

 

そういう手続きは事前に裁判所のHPに記載してて欲しかったというのが本音です。

 

しかもその後一番衝撃的だった受付の方からの話です。

「裁判所の職員が交代で夏休みを取るので、家事部のどこが休みを取るのか正確に分からない。

 

担当係から連絡がある場合があるので待ってて下さい。

 

3週間以上連絡・通知が無ければ書類に記載されている番号に電話をかけて問い合わせて下さい。

 

何事も無ければ通知が行くと思います」

 

と言われました。

7月下旬に手続きをすると待たされるんですね。泣くうさぎ

コロナの感染が拡大しているので、面談はありませんでした。

 

オペ済の方に相談したら「忘れた頃に連絡が来ると思います」とのことでした。

 

戸籍に反映されることも考慮すると、一ヶ月以上はかかるようです。

マイナンバーカードを作りたいので、9月末までに間に合うことを当時は切実に願っていました。

 

次回は、夏季休廷期間に関する追加情報を書きます。