眠れない夜とGOアプリへの感謝 | あるトランスジェンダーの人生

あるトランスジェンダーの人生

LGBTのトランスジェンダーのMtFです。一人の当事者として、性別適合手術の体験談を書き終えました。

 

SRS(性別適合手術)後2日目も2時間くらいしか寝られませんでした。えーん

 

尿管があることの違和感、手術糸による独特の締め付けによる鈍痛、尿管からの排尿処理にとっても苦労しました。

オペ後2日目に一番嬉しかったのは、トイレで大きい方がきちんと出てくれたことです。綺麗な話じゃありませんが、割と重要な話です。

退院時に看護師から指導されたことは「肉、魚、卵を意識して食べること」です。普段なら何気ないことでしょうけど、食欲が落ちてるときに肉や魚を食べるのはキツいです。

食欲を楽しく満たすというよりは、傷を癒やすためにトレーニングとして食べるという意味合いが強いです。そういうとき、お通じの良し悪しは切実です。

それと、痛み止めの薬はなるべく飲まない方が良いと指導されました。その方が体に良く、回復に貢献するという趣旨の話でした。

その日もタクシーで通院。運転手の傲慢な接客を覚悟したらなんと男性の新人さん。こちらが恐縮するくらい丁寧な接客で、チップをあげたくなり200円出しました。

距離が短いけどタクシーを使うしか無いときはアプリ配車がオススメです。私が使うGOアプリだと、操作も楽で、降車直後にすぐ評価を送信出来ます。

嫌な思いをしたらすぐに苦情を入れられますし、感謝もすぐに伝えられます。そういうシステムを上手く使うと運転手もそうそう酷い態度にならなくなります。よく出来ているなと思いました。

 

次回は去年の7月10〜11日はどんな風に過ごせたかを書きます。