手術2日目の長い一日 | あるトランスジェンダーの人生

あるトランスジェンダーの人生

LGBTのトランスジェンダーのMtFです。一人の当事者として、性別適合手術の体験談を書き終えました。

 

7月8日の夕方には退院しましたが、痛みに耐えながら過ごしていたので本当に長かったです。泣くうさぎ

 

朝6時頃にトイレへ行く許可を貰えましたが、痛み止めを背中に打たれていたので右足の上半分がマヒしているような感覚でした。なので、点滴スタンドを杖にしてトイレへ行き、ようやくガスを出せました。笑い泣き

 

オペ当日の腸洗浄がイマイチだったり、お腹に水が残っているような感覚のときはトイレへ行かないとガスを出しようがありません。手術前日の食事はほどほどに、水分は多めに摂取するのが良かったみたいです。メモ猫

 

そこから水分補給と栄養ゼリーの摂取が出来、個室に移されたのでエアコンを自分で調整出来たのでかなり楽に過ごせました。お昼に食べたお粥がとても美味しかったです。空腹は最高の調味料ですね。

でも、点滴が刺さっている右腕が地味に痛かったので、スマホの操作が一苦労でした。

ナースコールは何とか1度だけで済み、一番のベテラン看護師Iさんには大変お世話になりました。おねがい

そこからは夕方がとにかく待ち遠しく、点滴のパックも空になっているのに退院前の15時くらいまでそのまま。点滴の針を抜かれたときの解放感は今でも忘れられません。爆  笑

クリニックからホテルまでは徒歩5分とかからない距離でしたが、タクシーでホテルへ移動しました。途中でコンビニへ行き買い物をし、お弁当と排尿を促すスポーツドリンクを大量に購入しました。

一人、クリニックのスタッフが付き添ってくれて、出血に備えたオムツ等を持ってくれました。

18時前くらいにやっとホテルに戻り、何とも言えない解放感がありました。

 

ホテルに預けていた荷物をクリニックのスタッフさんに持って貰いましたが、「重い」と言われました。キャリーバッグでしたけど、明らかに機嫌が悪そうな雰囲気だったのでスルーしました。

医療従事者って過酷な労働環境にいることを実感出来、色々と学べる長い一日でした。