新年第2弾は、映画です
と言っても、私はほんとに映画館に足を運ばない人なので、
今回もまたも新作ではないのですが、
新作に近い、そして皆さんも手に入りやすい作品から感想を。
今回は女優で選びました(わりといつもそうですけど)。
グレン=クローズさん。
数か月前に「天才作家の妻~40年目の真実」を観ましたが、
今時、ひとつの主題だけで一本の映画が作れるんだ~と、
感心した作品です。
それもこれも、主演のグレン=クローズの熱演があればこそ。
最後の夫の危機に瀕した時の顔の長回しは、真に迫ってましたねえ。
そのグレンさんがまたもメインで出ていると知って、観たのは、
アガサ=クリスティー原作の「ねじれた家」です。
私、これ数年前に読んでいます。
でも、例によって、最後の最後まで誰が犯人なのか思い出せませんでした
映画化されることで、原作の雰囲気がだいぶ変わっていたこともありますが、
家に本も置いていなかったので(断捨離で処分してしまったのか…)、
その意味では、立派に推理小説として楽しめました(いいのか悪いのか)。
しかし、このコーナーで初めて人を悪く書きますけど、
ジェレミー=アイアンズの息子だという、主演の彼の演技がどうしても好きになれず、
何度途中でやめようと思ったことか。
声を前に出さないで演技するタイプの人なんですよ。
でもミステリーだし、探偵役だし、情報をたくさん喋ったり、
怒ったり、人を責めたり責められたりするので、
イギリスが作る映画らしく、舞台発声とはいかないまでも、
しっかりくっきり喋ってほしかった~
調べてみたら、なんと「天才作家の妻~」にも息子役で出演していたんですね。
その時はまったくそんなこと思わなかったのですが…。
とにかく、最後まで我慢()して観てよかった。
最後の謎解きは、涙が出ました。
それもグレンさんの力ですかねえ。
悲しい終わりでした。
でもよかったです。おススメです
そして次は、私の大好きなジュリア=ロバーツ
「ベン イズ バック」。
息子のベンは医療ミスのために薬物依存になってしまうのですが、
不幸にもそれが周囲に波及して、
友人も家族も、自らの命まで失いそうになる話です。
だからジュリアは息子や家族を守るため、
必死で立ち向かっていくわけです。
こちらも主題はごく単純な映画なのに、ぐいぐい引っ張られます。
しかし、この方は表情だけ見ていて、なぜこんなに飽きないのでしょう
顔もきれいだし、惚れ惚れしてしまうんです。
理屈じゃなく、好きですねえ(笑)。
もうひとつ、こちらは少し前に観たのですが、
サリー=ホーキンスの「しあわせの絵の具」。
彼女はとにかくうまい
決して美人じゃないのに、魅せられます。
そして、映画を観終わった時、私も絵が描きたくなりました