知り合いのイギリス人の男性に、
 
「この雨続きの、さっぱりしない天気には慣れているでしょう?」と聞いたら、
 
でも暑いよあせる」と返ってきました笑い泣き
 
彼は、日本のこの今の気温も耐えられなくて、
 
夜中ずっとエアコンをつけて寝ているそうです。
 
節約しようと思ってエアコンを止めると、10分後には汗びっしょりで目覚めるそうで…。
 
彼がこれから迎える初めての日本の夏を、
 
無事に乗り切ってほしいなと願っています笑い泣き
 
そんな彼は、さきほどの質問に、「僕は雨が好き」と続けていました。
 
「夜、暖かい部屋で、ホットチョコレートを飲みながら雨を眺めるのが大好き
 
なんだそうです。
 
三島由紀夫の戯曲に、同じような文章がありましたっけ。
 
「外では大雪が降っているのを、暖かい部屋から見るのが大好きなんですの」
 
とかなんとか…。
 
すごく分かる、それ」と思いました爆  笑
 
安全なところに身を置いていれば、嵐さえも楽しめる。
 
 
 
 
 
 
しかし、これだけ雨が降り続くと、さすがに気持ちも重くなりますね。
 
野菜も高騰しているのだとか。
 
以前聞いた話では、自殺はむしろよく晴れた日に多いとのことでしたが、
 
ここまで降り込められると落ち込んでくることもありますよね。
 
現に昨日、うちの沿線では人身事故があったそうですし、
 
また統計によると、昨年の全体的な自殺率は1978年以来最も低かった裏で、
 
20歳未満が0.2ポイント増えていたり、
 
全体的にも他の先進国よりは率が高いのだそうです。
 
 
 
 
 
統計といえば、ほかに印象的なのがあります。
 
日本では満足感を持って生活している人の率が、
 
先進国の中では圧倒的に低いのだそうです。
 
この満足感の中には自己肯定感も含まれているようですが、
 
日本人の国民性、人と合わせないとやっていけない(と教えられた?)、
 
美点であるはずの協調性の悪い部分が、
 
私は私」「誰が何を言おうともこれでいいんだ」という気持ちを持ちにくくさせるのでしょう。
 
なおかつ、このスマホ時代で人とのコミュニケーションが少なかったり、
 
あまりにSNSに心を奪われていたりすると、
 
「もうだめだ」と思った時に、吐き出す方法が分からなくなるのかもしれません。
 
 
 
 
若い人たちの自殺率なんて、本当に本当に、増えてほしくないことです。
 
私たち大人がそんな国にしてしまった以外の何物でもないじゃないですか。
 
大人の私から言えることは…、
 
小さなことでもいいから喜んで、
 
まず自分が無事に生きていることを改めて噛みしめて、
 
部屋の中から降りしきる雨を見て、
 
「雨が降っているな~」と客観的に思うだけでもいいのでは、と。
 
とりあえず、今自分は安全なところにいる、と感じるだけでも。
 
 
 
ほんとうは、生きているだけでいいんですもの。
 
何を成さなくても、友達がいなくても、いくらミスしようが、
 
人は生きているだけで、もうけものなんですから。
 
雨の日こそ、心穏やかに生きていきたいものですね照れ