20歳を少し過ぎた大学生の頃に、「顎関節症」を患った私。

 

その後、30数年以上もの間、何の問題もなかったのに、

 

つい3週間くらい前に、厚いローストビーフの入ったフランスパンサンドを、

 

大きな口を開けてかぶりついた瞬間、

 

顎に電流のような痛みが走りました。

 

「やっちゃったあせるあせるあせる滝汗」と思いましたが、痛みはその時だけで、

 

その後しばらくまた何も感じなくなっていたのです。が、

 

どうも最近硬い物を食べたり、口を開けたりするたびに違和感が…。

 

それで今日思い切って受診したわけです。

 

 

 

 

前の晩に「グレイズアナトミー」を観た私。

 

医科大学研修生が慣れない手つきで手術をしていると、

 

案の定最後の瞬間に失敗して、大変なことになるシーンを見て、

 

「経験の浅い医師に手術を任せるほど怖いことはない」という確信を持ち、

 

しかし今朝はそんなことも忘れて、

 

検索して情報を得た大学歯科病院へ出かけて行ったんです。

 

本当は町の歯科医でも診てくれるはずなのですが、

 

「顎関節治療科」という専門の方が話が早いと思ったんですね。

 

 

 

 

 

最初に受付で同意書を書かされた時、

 

研修医が診断することがあります」の文章にどきりとしました。

 

「そうか、ここは大学病院だった…」

 

でも文字通り研修医が来るとも限らないし…、と淡い期待を抱いていると、

 

やって来たのは、とてもお若い、大学生くらいの先生でした。

 

名札には「研修医」とばっちり書かれています。

 

……あ    滝汗滝汗滝汗

 

 

 

 

 

以前の私だったら、不信感丸出しの顔をしていたかと思いますが、

 

それなりに年齢を重ねて来ていますので笑い泣き

 

彼の妙に丁寧な対応や、スローな手際がやはり不慣れから来るものかと気になりつつも、

 

なるべく穏やかに話をしていました。

 

すると少しの触診や視診とレントゲンの後、

 

「顎付近の筋肉痛ですね」とあっさり言われ、別段何の治療もなく、

 

ただ日常生活での注意と簡単なエクササイズを紹介されて帰されてしまいました。

 

 

 

………

 

 

結局、以前と同じ、普段生活している時に、

 

歯を食いしばる傾向があるらしく、

 

その緊張が咬筋の筋肉痛を起こさせたらしいのです。

 

上の歯と下の歯はくっつけないでおくものらしく、

 

くっつけていいのは、ものを食べる時を含めても、

 

一日20分までだというのですから驚きました。

 

人間、リラックスしている時は、上の歯と下の歯はまるでくっついてないらしいんです。

 

ストレスもあるでしょうが、これは要するに「癖」なので、

 

習慣を改めれば、筋肉痛も治る、ということで、

 

研修医だから…という不信感もどこへやら、

 

会計を済ませて帰る頃には、顎の違和感すらなくなっていました。

 

「肩すかし」をくらった気持ちでいっぱいですが、

 

考えてみれば、研修医だからと勝手に力を入れてたのは私だし、

 

おそらくその時は、めいっぱい歯を食いしばっていたかもしれませんね。

 

 

 

 

あ~、今日も「グレイズアナトミー」でも観てリラックスしよ~っと。

 

あ、それからお風呂でエクササイズをしないとねウインク

 

人生はリラ~ックス音符左矢印自分に言っている)

 

 

 

代々木公園の薔薇を見てリラックスピンク薔薇