普段、家族の宣伝はあまりしない私なのですが、
今度のこれは、傍で見ていても(聞いていても)、「大変」の一言に尽きるので、
ちょっと書かせていただきます~
「不惑」と言えば、40代ですか。
この原作の同名の小説にも、40代以上の「おじさん」たちが、
ラグビーチームを組んでいる様子が描かれているのだそうです。
現実にもこのようなラグビーのシニアチームも存在するのだとか。
その中で、上杉祥三は68歳の最年長の役。
いつも若めに見られることが多いうえに、今回は6歳も年上の役なので、
いっそのこと、髪の毛を総白髪にしてみたのだそうです。
これが案外好評で、そのうえ日本人には少ない、
「本当に白い」白髪だったなどとメイクさんに褒められて喜んでいます。
さて、肝心の撮影ですが、
先ほどにも書いたように、これがまあ「大変」の一言。
ラグビーと来れば、普通冬のスポーツのイメージがありますが、
9月からの連ドラということもあり、撮影は7月頭から入りました。
そうです、あの炎天下の大阪ですよ
なぜか例年よりずっとずっと暑い、この夏に、たっぷり2か月
しかも人生で初めてやるラグビー。
ほかの出演者は、主演の高橋克典さんをはじめ何人か、
ラグビー経験者だったようですが、
上杉祥三は果敢にも初体験に挑戦することになりました。
果たして、やってみると、
普段、大のスポーツ観戦好きで、
どんなスポーツでもテレビにかじりついて見て来たのが功を奏したのか、
(相撲、野球、バスケ、テニス、アメフト、駅伝…それはもう枚挙に暇がありません。)
ラグビーも見よう見まねで思い切ってやってみたら、
わりと様になっていて、元ラグビー選手からも「一番うまい」と言われて、
おだてられていたようです(笑)。
毎日筋トレはしていましたが、普段は動くのが嫌いで、
出不精だと思っていましたが、
いざとなると、昔舞台で培った体力や勘などありったけのものが蘇ってきて、
難しいタックルも何とかスタントなしにこなしたというから、びっくり
若い出演者も体当たりで動いているせいで、
やはり多かれ少なかれ怪我は避けられず、そんな中でも、
尋常でない体力と、「見せ所を知っている」ベテランの強みで、
たいした怪我もせずに、2か月間走り通したらしいです。
早朝から陽が落ちるまで、塩飴とスポーツドリンクを脇に置き。
それでも、画面に映っているのは、その中のほんの一部。
話を聞くだに、よその現場とは言え、
「ああ、撮影って本当に大変なのよね~」とつくづく思ってしまいます。
ものの30分を作るのに、何日費やすことか…。
先週、第1回目が放送されて、おかげさまで好評だったようです。
おじさんばかりが出てきて(笑)、近年あまりないタイプのドラマかもしれませんが、
見応えは十分ではないでしょうか。
よろしかったら、2回目以降も見てみてくださいね
まゆげも白く。腕は最後のビックタックルで少し打ったらしいです。