恒例の、イベント翌日のぶらっと歩きのご報告です
まず、特記しておきたいのが、春にもご紹介した、
あの角間温泉「岩屋館」に、とうとう泊まってしまったこと。
いや、泊まりたかったんですよ、実際。
女将の「白シャクナゲ」の「白石楠花」さんにも、もう一度お会いしたかったし、
(面白過ぎるから)
温泉もとてもいいし、
離れの素敵なお部屋だって分かっていたから。
(あの、丹波哲郎さんも草刈正雄さんもお泊りになったという)
でも、でも、あのこわもて真田丸俳優Tさんが、
動物の霊に悩まされたといういわくつきのお部屋でもあるんです、あそこは。
実は以前のブログにも書いたように、
「それはただTさんが少し酔っぱらっていただけ」と高をくくっていたのですが、
おまつりの後に夕食をいただいた「佐助」に集まっていたおじちゃんたちが
(「佐助」についてはまた今度)
岩屋館に泊まると言った瞬間に、
「あそこは出るんだよな、熊だの鹿だの。猿なんて風呂に入ってるよ(笑)」と
口々に言うものですから、もうすっかり頭の中は動物の霊でいっぱいになってしまって、
車に乗せられてからも、「あの~、駅前のホテルにしません」とか何とか言って抵抗していたのですが、
やっぱり連れていかれたのでした
玄関に入ったところにある、熊のはく製の正三郎にはなるべく目をやらないようにし、
お部屋に入って、まあまあくつろいで、
お風呂も入って、だんだん気持ちもほぐれて、
アラームをセットして寝ました。
果たして……
何も出ませんでした
が、目が覚めて「まだ早いかな~」とベッドの中で、しばしゆっくりしていると、
部屋のドアをがんがん叩く音が
何、何、なにごとと出て行ってみると、
マネージャーの声で「どうしたんですか」と。
どうしたとはどうした「へ今、何時」と聞くと、
「もう8時50分です。朝食も終わります」と。
…なんと、Wi-Fiが入らず、時計も狂ってしまい、すっかり寝坊したというわけでした。
動物霊はスマホにいたずらしたのでしょうか
朝、正三郎にご挨拶
さあ、気を取り直して、
今日の予定は、まず菅平高原のラグビー見学
上田もしっかり猛暑なので、少しでも涼しいところを、と考えてくださったのですが、
標高1650メートルの菅平高原も、なかなかの日射しです。
でも吹く風が気持ちよく、開放的で、清々しいところでした
(あっ、普段鍛えている二の腕があらわに…)
実は、この菅平で偶然が二つほど起こり、
一つは個人的なことですが、もう一つは、そこでばったり九度山町長軍団にお会いしちゃったんです
本当に本当に、双方ともびっくりしました。
だってこちらには、その九度山でのトークショーをしかけた、
当時NHK和歌山局プロデューサーだったHさんが一緒だったのです。
お互いに引き合ったとしか言えない巡り合わせ…。
ランチをご一緒することになり、その2時間ほど笑いっぱなしでした
その後、何ヵ所か街を回り、
あんまり暑かったので、どこかで休憩したくなり、
放り込んでもらったのは、待望の別所温泉
それについては次回のレポートで
さあ、そしていよいよこの日のメインイベントであります、
上田市花火大会へ
私、実は花火大会って行ったことないんです。
青春の日は演劇ばっかりしてましたし、
隅田川花火を稽古場のビル屋上から仲間と眺めた程度でしょうか。
人生初の花火はめちゃくちゃ臨場感ある場所でした。
なんせ、招待席なので、目の前の河原で上げていて、頭上に打ち上がるんです。
音が凄くてお腹に響いてくるようです。
最初の一発目で、泣く子どもも多いとか。
面白がって、シートの上に寝転んで見ていましたが、
かけらのようなものがパラパラ落ちて来たりします
合計1時間半で1万発、どんどんどんどん量が増していって、
最後はもう空中が明るくなり、大音響で、目の中までバチバチするようで、
何を見ているのか分からなくなるような迫力でした。
花火地獄なのか、花火天国なのか、
とにかくこの世のものとは思えない風景でした