ツイッターではもう報告していますが、
先日、六本木トリコロールシアターのこけら落とし公演で、
女優たちによってフランソワーズ=サガンの様々な作品の朗読が行われていました。
そのうちの一つ、草笛光子さんの「ある決闘の結末」を観に行ったんです。
今時、200人の劇場が新しくできるなんて、すごいし、嬉しいことでもあります。
劇場オーナーの白樹栞さんは、さぞかし相当の決意と展望を抱いて、
この六本木に建てることにしたのでしょうが、
経営は生半可なご苦労ではないと思われます。
ぜひ、このできたてほやほやの可愛らしい劇場が、
様々な素敵な作品を輩出するメッカとして長く活躍していただきたい。
草笛さんは、それはそれはお綺麗でかっこよく、舞台映えする上に、
後輩の私が言うのもなんですが、朗読も本当に味があってお上手。
のっけのサガンの自伝的エッセイの録音の声から引き込まれてしまいました。
衣装は、黒のトップスに燃えるような真紅のスカート。そして白い髪。
舞台に登場されたときは、「わー」と叫んでしまいそうになりました(笑)。
ブログでも何度も言ってますけど、84歳ですよ、信じられます
私のブログに同じくよく登場する、「稲城のやばいばあちゃん」と同い年なんです
この違いはどこから来るのでしょうか
ひとえに精神的なものなのでしょうか
人に見られる職業だから、なのでしょうか
いやいや、同じ職業の、同じ年代の方であっても、
患っている方もいれば、引退されている方もいて、様々です。
やはりこれは「草笛光子現象」なのでしょうか。
そして、見た目以上に、そのお人柄というか、中に持ってらっしゃるものが、
温かく、ユーモラスで、エンターテイメント性に溢れている
すごいですねえ。
もうとにかく、あんなふうになりたい、としか言えません。
それでも、「草笛光子」ブランドを目指すわけにもいかないので、
私は私で、「長野里美」ブランドを立ち上げるしかないですね(笑)。
頑張ります