最近また夏のように暑い日が続いているので、
 
こんな時にも温泉?と思われるかもしれませんが、
 
今回はお湯というより、どうしても新緑に会う旅がしたくなりました~葉っぱ葉っぱ青系系
 
目指すは箱根っ!キラキラキラキラ
 
まず箱根湯本ホテルに車を停めて、
 
お湯に入る前に少しだけ汗をかこうと、湯本駅から伸びている坂を散策。
 

 

 
もう願ったり叶ったりの緑三昧。
 
…なんですけど、道しるべにあった「阿弥陀寺」というのに行こうと思って、
皇女和宮様の位牌が祀られてるお寺とか)
 
急な坂道をえんやこら歩いていたのですが、なかなか着かないのです。
 
別に最初からここへ行きたいからと決めていたわけでもないので、
 
どっちでもよかったのですが、そこはそれ、
 
私の性格上、一度始めたことは終わりを見ないと気が済まない…。
 
で、もう息も苦しいし、人っ子一人通らない山道である上に、山崩れの後があって、
 
誰にも言わずに出て来たから、今ここで突然何かがあって生き埋めになっても、
 
発見されもしないかもと思い、だんだん怖くなってきました。
 
それでも足が止まらない滝汗
 
この性格はほんとにイヤです。汗2

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

あそこまで行ったら帰ろう、いやここまで来たのだから、と思い悩みつつ、
 
とにかく前に行くと、ようやくお地蔵さんが並んでいる平地に着きました。
 
お寺とは思えないけど、ここなのかも、と思い、
 
見ると、下に向かって「塔ノ沢駅への道」という立て札が!
 
よかった~。今までは一応コンクリートの道で、こちらの道はまるきり山道だけど、
 
とにかく下まで帰れるのね笑い泣きと、
 
その窪みに降り立とうとして足を出した瞬間、
 
枯れ葉が濡れていて、足を滑らせて思い切り尻もちをつきました。
 
あまり痛くはなかったけど、尻もちってなんか上から落ちるのでショックですよね。
 
「来るなって言ったのに~人魂」と誰かに言われたような気がして、
 
怖さの針がびよ~んと一気に振れましたガーンガーンガーン
 
ほんの数か月前まで「足が痛い」とか言ってた人とは思えないような勢いで、
 
その山道をどんどん降りて、降りながらも、「ほんとにこれでいいのか」と迷いつつ、
 
ふと下を見ると、さびれた山門が!!
 
山門をくぐって、一応手を合わせ、一息ついたらもう下は人家が見えました。
 
なんだかわからなかったけど、ものすごく汗をかいていましたゲッソリ
 
 
 
 
山門。こうしてみると明るいんですけど、実際はもっと暗いのですびっくり
後で調べてみると、私の滑った六地蔵道から5分でお寺に着くそうです。
 
知らないって怖いですね。(なんで検索しなかったんだろう…滝汗

 
 
 
 
ともあれ。
 
さあ、汗をかいたのでお風呂だ~笑い泣きと、
 
ここから私の欲張り温泉旅が始まります。
 
まず、大学の頃友達と行った、駅に近い「かっぱ天国」へ行ってみることに。
 
これは本当にシンプルな露天風呂だけの温泉だったと記憶していましたが、
 
30年以上前なので、もう何もかも古くなり、施設も立て直すとかで工事の真っ最中。
 
お風呂だけは入れましたが。
 
お湯もよかったけど、う~ん、「るんるん」とは言えないショボーン
 
というので、最初に戻って湯本ホテルの温泉を利用することに。
 
たかだか20分くらいの入浴でしたが、なかなか芯まで来ました。
 
 
湯本ホテルですウインク
 
でも今日は違うんだなあ~。
 
緑を見ながら入浴はできないものか、と検索していると、
 
見つかったのです、私の求めていたものが爆  笑
 
これこれ、以前行ったこともある天山湯治郷の、休憩所がついていない方の「一休」
↓
 
 
 
なんせ、廊下からドアもなく、お風呂。
 
お風呂の周りに脱衣所というか、ただロッカー。
 
そして目の前は山肌。
 
風が抜けて、蚊取り線香の匂いもほのかに、まるで山寺に来たかのような感覚です。
 
お客が少ない時間帯で、みんな一人ずつぼんやり浸かっているだけで、
 
ほんとに静かで、瞑想でもできそうでした。
 
別天地とはこのことですキラキラキラキラキラキラ
 
あ~あったまるんるん。(ワープしてしまったので、今日は小さく)
 
………
 
(【感想】しかし温泉はしご&運転は、ものすご~くくたびれましたあせる
 
 
 
 
廊下から見える山、山、また山。
 
時々、鐘が鳴ります。
泉質:ナトリウム塩化物泉
色、匂い:無色透明
効能:冷え性、肩凝り、筋肉・関節のこわばり、腰痛、慢性婦人病、ほか