本屋さんでこんな本を見つけました。
 
ウィリアム・アイリッシュ作「幻の女」

 
帯の「読んでないなんてもったいない!」というフレーズに惹かれたのですが、
 
1955年に刊行されたものの新訳版が出たそうで、平積みになっていたのです。
 
この作家は実は知りませんでした。
 
いつの頃からか私はミステリーしか読めない体質になったらしく滝汗
 
それも海外ものばかり読み漁っているのですが、
 
まだ歴史が浅くて、知らない作品も著者も多いことに気がつきましたびっくり
 
 
 
 
面白いものに出会うと、朝起きた時から、「今日も本が読める照れ♪おんぷ音符」と楽しみなんですね。
 
そのわりに時間がなくて、夜寝る前にしか読めない日も多いのですけど笑い泣き
 
でも、ロケにも必ず持って行きます。
 
これも大抵、人としゃべっている時間の方が多くて、読んだためしもないのですけど笑い泣き
 
 
 
ところで、これ面白かったです爆  笑「幻の女」
 
書き出しがしゃれています。
 
「夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。」
 
 
抒情的というのか、変わっているというのか、
 
ミステリーでこの文章!?と最初はちょっととっつきにくい気がしましたが、
 
時々こういう描写が出てくるだけで、後はなめらかに進みます。
 
ファンにはこんな描写がこたえられないらしいですよウインク
 
 物語は、ある男が恋人殺害の嫌疑をかけられて、

死刑執行される日までの数十日間を書いています。

確かに「大どんでん返し」でした。

途中からやはり犯人は誰はてなマークと思いながら読んでいるのですが、

おおーっ、そう来るかびっくりてな感じでしたガーン

見事に裏切られましたウインク
 




 
こちらは先日書いた「我が家の問題」(奥田英朗著)。
 
ミステリーではありませんが、おすすめですウインク
 
ほっこりしますよ照れしないのもあります