こちら、蕎麦屋「佐助」です！

もう二日前になってしまいました、山家神社節分祭。

あの後私たちはどこへ行ったかと言うと…、

このお蕎麦屋さんなのです。名前は「佐助」

おそらく、上田に行ったことがある方なら、

そしてガイドブックなどをご覧になったなら、

昼食は「本庄跡」の近くの「佐助」がおすすめ、なんて記事を目にしたことがあるのでは

私も「真田丸」の撮影に入った年の暮れに、一人で真田町を訪れましたが、

その時、「佐助」に行こうと計画していた口です。

が、あいにく冬期は早めに終了とかで叶いませんでした

実は一昨日、栃木から移動して上田に入った時、

上田駅にお迎えに来てくださった方がいました。

「山家神社からの回し者です」とおっしゃるので、どなたか存じ上げないまま、

車に乗り込んでいろいろお話していると、

横合いの山を見上げながら、「あそこに本庄跡というところがあってね、その横に佐助っていう蕎麦屋があって」

「あ知っています。有名ですよね」

「うちなんですけどね」

と、商売っ気のまるでない、他人事のような自己紹介ぶりなんです

このお父さん、始終にこにこしていらっしゃって、面白い

”上田おもしろ人間”の筆頭ではないかと睨みました

その有名な「佐助」に、豆まきお呼ばれ隊が招待されて、

お蕎麦をごちそうになりました

これがまあ、なんて美味しいこと

信州そばとはこのことか、ってな感じです。

驚いたのは、店の造り。

奥の座敷が広くとってあって、高い天井のその下に、

そこがかやぶき屋根の突端のちょうど真下になるのでしょうか、

なんと、昌幸がくるみを手の中でごりごりしながら当たっていた、

あの囲炉裏そっくりのものがありました

ああ、ここで昌幸さんとお蕎麦を食べたいと思いましたが、

冬は寒くて開いてないのだそうです。

そして、そして、これっ

２０１６年のイベントに来てくださった方や、ツイッターをご覧になっている方は見たことがあるかもしれませんが、

あの「黙れ、小童」せんべい、覚えてらっしゃいますか

あのおせんべいを作っていたのは、なんとこの「佐助」さんだったんです

そして、豆まきお呼ばれ隊のもこんなふうに作って、迎えてくれたんですぅ

真ん中がご主人、その隣がおかみさんです。

ほんわかムードのご主人とちゃきちゃきのおかみさん、

このお二人のトークもかみ合わない漫才みたいでおもしろい 

「真田丸」が終わっちゃったら、人がめっきり少なくなって…とぼやいてらっしゃるので、

どうぞ大勢で出かけてあげてください。

そしてその時は事前に、囲炉裏で食べさせてと言っておくと、ひょっとしたらひょっとするかも

囲炉裏を囲めるほど大勢でないとだめかもしれませんが。

ご希望の方は、コメント欄にその旨お書きの上、「長野のブログを見た」とおっしゃってください。

一応、ダメ元で、「佐助」さんに伝えておきますダメ元でね