自分が閉所恐怖症だと気がついたのは、
 
意外にも初めて行ったエステにて、でした。
 
コンディションおよび経済的背景などから、

顔を人様にいじってもらう気に長いことなれなかったので、
 
それは女優を始めてから随分たった、40代はじめでしたでしょうか。
 
横になって、乾くとゴムのお面のようになる泥なのか海藻なのか分からないパックで、
 
口と鼻の穴だけ開けて、後は全面覆うタイプのもので目をふさがれた時、
 
閉じた目の中が真っ暗になり、
 
途端に呼吸が浅くなったのでした滝汗
 
ものすごく動悸が速くなって、鼻と口が開いているにもかかわらず、
 
息がつけないほど苦しくなり、
 
慌てて「す、すみません。苦しいので、目を開けてくださいあせるあせるあせる
 
頼んだのです滝汗滝汗滝汗 ほとんどジタバタしながら
 
エステシャンは、「分かりました。まぶたのパックができませんけど、はずしますね」と
 
何事もなかったかのように対応してくれて、
 
「たまにいらっしゃるんですよ。お客様みたいな閉所恐怖症の方ウインク
 
……
 
知らなかったんです、自分が閉所恐怖症だということを。
 
 
 
をふさがれてがつけなくなるのも驚きでしたが、
 
「なんとか恐怖症」が自分にあるとは思ってもいませんでした。
 
しかし、考え起こすと、実はその兆候が…。
 
「グランブルー」って映画がありますよね(アメリカ版では「グレートブルー」)。
 
酸素も背負わずに生身の体で、海抜何十メートルという深海に潜っていく、
 
あのシーンを観ると、もう自分の呼吸が浅くなり、胸が苦しくなるんです。
 
それから、宇宙の映画も。
 
酸素のない宇宙に放り出されるイメージをするだけで、
 
もう苦しくて苦しくてゲッソリ
 
あと嫌なのは、「タイタニック」のような映画で、
 
船が難破して、船室から逃れることができずに下から水があふれて、
 
天井と水の間で顔がだんだん埋まっていって溺れてしまいそうになるシーンゲッソリゲッソリゲッソリ
 
 
 
しかし、あれですね、
 
こう書いてみると、海と宇宙は閉所恐怖症とは少し違うような気もしますし、
 
船室で溺れるシーンもみんなが嫌だから、そういうシーンに作ってあるんですよね。
 
すると、誰もが多かれ少なかれ、苦しいのを想像しながら観ているという、
 
ま、映画に関しては当たり前といえば当たり前ですが。滝汗滝汗
 
それにしても私はシュノーケリングもできませんし、
 
こういうものの原因っていったい何なのでしょう?
 
もしかしたらこれが前世のカルマなの??なーんて滝汗
 
もしそうなら今世は平和に、自分の人生を愛おしみながら、
 
役者であっても「親の死に目にも会い」、なおかつちゃんと畳の上で死にたいものです。
(「畳の上で死ねない」なんて古い言葉ですよねびっくり
 
これでは、海女さんの役とかやれないな~、うふふ笑い泣き
 
 
 
焼き芋を作りましたドキドキ もう平和で幸せで、うふふです爆  笑