一連の撮影が終わって、今日はもぬけの殻でした![真顔](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/042.png)
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そのうちお知らせできると思いますが、
このドラマのこの役は、私にとって、一つの記念になるくらいのもので、
2週間位の間、実人生から少し離れたところで生きていたような気がします。
時々聞かれるのですが、
「やっている役の性格を日常も引き摺ってしまうことありますか?」とか
「仕事が重なった時、台詞が混じってしまうことがありますか?」とか、
「泣くのは簡単ですか?」とか…。
それぞれのケースがあって、役への思いや、期間や、作品のトーンが、
ひとつひとつ違うので、一概にはお答えできないのですが、
確かにどこまでが自分の感情で、どこからが役の感情なのか、
自分でも線引きできない時があります。
若い時よりは、少しでも経験を重ねた分だけ、
一度その役をつかんだら、自分に戻って日常生活を送っても、
次に役に帰る時間が短くてすむようにはなりました。
でも、いまだに、役になり切るためのアプローチは、
「絶対これ
」と決まったものがあるわけではないし、
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練習や研究の程度も、その役によります。
いつか現場で会った同業者に聞いた、
「台詞は家では稽古せずに覚えて行って、現場で初めて声に出してみる」という方法を、
(新劇ではそう教えると聞いていますが)
初めて試してみて上手く行ったケースもありました。
難しい台詞が多くて(法廷シーンとか医療シーンとか)、その方法は向かないケースもあります。
今回のこの役は、今まで私がドラマで与えられた役の性質と似通ってはいますが、
なんだかその女性の心情がとてもしっくり来ていて、
台本を読んでいるだけで、じんじん来ていました。
まあ、役が好きだからうまくできるとも限らないのですが、
作品のテイストや役そのものが好きだと、その世界に居続けることがとても嬉しいんです、役者って。
そういう意味で、毎日の撮影でなくても、幸せな2週間でした。
いつもいつもこんな時間に身を置いておきたいと、願っている私なのです![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
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控室より。なんか手が大きい…![チョキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/117.png)
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