東京はずいぶん気温が下がって来ています。

 

このままが来るのでしょうか?もみじ

 

さて、雁金をどりを伝承しに上田に行ってから、

 

早いもので、もう10日たとうとしています。

 

すぐにでも、このことを皆さんにお伝えしたかったのですが、

 

調査研究をしていたため(笑)、遅くなってしまいました。

 

 

 

何のことかと言いますと、まず友吉鶴心さんが今回新たにお作りになった、

 

「雁金をどり」の詩をここに載せますので、読んでみてくださいねウインク

 

1、一張の弓の勢いは

  雁金や 雁金や

  一張の弓の勢いは

  雁金や 雁金や

  結び雁金 めでたけれ

  結び雁金 めでたけれ

 

2、翁媼(おきな おうな)の御州浜(おんすはま)

  鶴亀や 鶴亀や

  翁媼(おきな おうな)の御州浜(おんすはま)

  鶴亀や 鶴亀や
  州浜弥栄(すはまいやさか) めでたけれ

  州浜弥栄(すはまいやさか) めでたけれ

 

3.一日先(いちじつさき)は 知らざるや

  いざ行かん いざ行かん

  一日先(いちじつさき)は 知らざるや

  いざ行かん いざ行かん
  渡り六文 ありがたし

  渡り六文 ありがたし

 

 

 

素晴らしい詩です。

 

特に3番を読んだ時、泣けてしまいましたえーん

 

ところが、実はこの詩には伝説がすでにあるらしいのです。

 

(できたばかりで伝説とはこれいかに!?さすが、真田名物!)、

 

一番は皆さんもご存知のように、信繁が九度山を脱出する際に歌い踊った詩です。

 

それに対して、二番三番は後からできたのですが、

 

大阪入りした信繁が、真田の行く末に幸多かれと、

 

江戸にいる信之に未来を託したメッセージであり、

 

三番は言わずと知れた、信繁の辞世の句、

「定めなき浮世にて候へば、一日先は知らざる事に候

からも通じるように、大阪夏の陣前夜の信繁の気持ちを表しているというのです。

 

泣けますえーん

 

つまり、信繁が書いて、のちに真田十勇士が真田へ持ち帰ったのでは、という伝説が、

 

すでに伝わってきているんですねぇ~びっくり

 

もう、真田あたりではまことしやかにささやかれているらしいのですびっくり

 

 

 

 

さてさて、今後は「雁金をどり」を踊るとき、皆さんに詩も覚えていただき、

 

一緒に声に出して歌って頂こうかと思っています音符

 

すでにこの前に、「結び雁金めでたけれ」「州浜弥栄めでたけれ」「渡り六文ありがたし」の

 

掛け声の部分は声に出して頂きました。

 

今度は、全部の歌詞を、ぜひ覚えてください!!爆  笑

 

歌って踊る盆踊りも珍しいですが、4セットやったらへとへとになるくらい、

 

燃焼しましょうキラキラキラキラ

 

そして歌と踊りを天に届けようではありませんか!うちわ