すっかり恒例となりました、上田でのイベントの翌日に、
真田家ゆかりの地を訪ねる、視察も遊行も兼ねての観光旅行。
これはもうかなり早い段階から、上田市観光課により企画されています
早い話、将来上田に住もうかな~、そのためにはいろいろ知っとかないと、
なんて軽く考えてる私の上を行く、かの有名な青木課長が、
プレジデント草刈にブログの字数の多さで勝っている私に(笑)、
それとなく上田を宣伝させようと企んでいる、楽しい翌日旅行です(笑)
今回も行ってまいりました~
今回は上田を少し離れたところにある、武石という町です。
真田の領地であった、この武石の「正念寺」というお寺にびっくりする逸話がありました。
もともと真田信之公が作ったお寺とされていたましたが、
北海道から渡って来て、この職につかれた現ご住職が、
ある日、本堂の内陣裏の狭い通路を掃除していたら、
少し体重が増えたのか(ご本人談)、突然脇の壁板が落ちてきたそうです。
今までただの壁だと思っていた部分が納戸になっており、
そこに現れたのが、ばらばらに解体されたどなたかの位牌のようなもの。
泥やほこりがこびりついて、表面の字も読めなかったので、
間違いがあってはいけないと感じたご住職は、京都に仏具屋さんに修理を依頼、
洗いが終わって電話が来て、「どうも真田信之公の位牌のようです」との
知らせを受けたご住職、すわ一大事とばかりに、市役所に連絡、調査を依頼し、
確認が取れた後、世間に発表し、改めてお祀りしたわけです。
それが大河「真田丸」の始まる1か月前だったとか。
ご住職は「信之公にそろそろ出せと言われたのだ」と受け取りつつも、
「そのために私をデブにしてくれたのでしょう」と面白おかしく語り継いでいらっしゃいます
文字が見えにくいかもしれませんが、これがお位牌です。
そして、朗報なのですが、
この左側の卒塔婆(でいいのでしょうか?)を見てください。
「清音院殿」の文字が読めますか?
おこうのことです
初めて、こういった正式な場所で、しかも信之さんと一緒に飾られているのを目にしました。
感謝感激です
位牌を背にご住職と
すっかり気を良くして、そこにあったお守りを一つ買おうかと思ったら、
「信之公と小松姫のご縁にて…」みたいなことが書かれていたので、
「やめました」と告げたら、「まあそんなことはおっしゃらずに。そのうちに…」と
ご住職が一つ手渡してくださいました
この「そのうちに…」にうんと期待したいと思います