今回の鑑賞ブログは「1000日のアン」です!!

 

公開はかなり古く、1969年。

 

主演はリチャード・バートン。と言っても知らない方が殆どでしょうか?

 

調べてみると、ウェールズ出身のイギリス映画を代表する俳優なんですね。

 

 

 

アン=ブーリンを演じたのは、ジュヌビエーブ・ビュジョルドという、

 

舌を噛みそうなお名前の女優さん。

 

この時、24歳の若手でしたが、

 

若くて自尊心の高いアンを生き生きと演じ、

 

アカデミー主演女優賞の候補にもなったそうです。

 

 

 

一言で言って、楽しめました爆  笑爆  笑爆  笑!!

 

この映画の歴史的解釈が史実と言えるのかどうか不明ですが、

 

アンとヘンリーの駆け引きはとても面白いウインク

 

私は、ヘンリー8世の奥方ころころ替え人生には、

 

以前から興味津々で、その口実や経緯など、

 

かなり無茶をやらかした国王だという認識を持っていましたが、

 

この映画のアン=ブーリン血もなかなかどうして

 

国王の暴政に負けていません。

 

 

 

 

初めてロンドンに行ったのは、

 

第三舞台のイギリス公演でしたが、

 

その時「ロンドン・ダンジョンサスペリア」という観光客目当ての

 

蝋人形館のようなところへ行ったんですね。

 

ダンジョンというのは監獄のことで、

 

中には、あらゆる処刑時の(ギロチンが多いのですが)、

 

歴史上の人物の人形が飾られていて、その首が転がっていたり、

 

もうそれはそれはおぞましい小屋でしたゲッソリ

 

お一人で巡っていた見ず知らずの日本人女性が私たちを見つけ、

 

「怖いから一緒に回ってください」と申し込んできたくらいです。

 

そこで印象に残っているのが、このアン=ブーリンです。血

 

イギリスの人たちは、この歴史をどう思っているのか…

 

(私は霊感なんてないのですが、あそこには絶対幽霊がいます、複数の)

 

 

 

でも、このアンが、処刑される前にヘンリー8世に向かって言うことには、

 

「私の娘、エリザベスはきっと女王になる。

 

国民に尊敬される女王になって、イギリスを立派に治めるのよ!!

 

まるでヘンリーにかみつくように言うのですが、

 

これが真実となるんですね~。

 

長くイギリスを繁栄させた、あの「エリザベス1世」です。

 

脚色かも知れませんが、面白いです。

 

 

 

さてさて、読書の方も…。

 

以前、「レベッカ」でご紹介した、デュ・モーリアの「レイチェル」

 

これはもう「レベッカ」に負けず劣らず面白かったですね~ドキドキ