上田真田まつりのため、2泊3日の旅をし、
その楽しかった模様やパレードの華々しい写真をアップしたりしていますが、
実は何を隠そう、これまでにも増して、
失敗の多い旅だったんです
何が失敗かって、
このブログを読んでくださっている皆さんなら
すぐにピンと来ると思いますが
そう、私の失敗と言えば「乗車関係」
今回は、懸念されていた通り、
席番号や車両を間違えるのではなく、
ホームを間違えるのでもなく、
出発駅そのものを間違えていました
言い訳じゃないですけど、
上田に行くのは今まで必ず東京駅から新幹線だったんです
けれど、今回はまず諏訪大社にお参りだったので、行き先は「茅野」。
つまり戴いた手元のチケットには「新宿→茅野」という地名が書かれてありました。
私は「なんで新宿~」と頭の隅っこで思いながらも、
まったく疑わず一路東京駅を目指し、
いざ改札を入ろうとしたら、
「あれ?乗る電車が電光掲示板に出ていない…」
ここで初めて自分の過失に気がつきました
東京みやげを楽しく買っていたりしたので、
出発時間までに、すでにあと数分。
慌ててマネージャーに電話して事態を告げて、
それが最速だという1時間遅れの電車を取りました
私よりもだいぶ年下のNマネージャーは、
こんな時も決して取り乱して
「えええ」と大きな声をあげたり、
「里美さ~ん何やってんすか~」と責めたりもしません。
「あー」と低く、声にならない声を漏らし、必死に切り替えたのか、
着替えやメイクについてテキパキと指示を出し、
最後に「慌てないで来てくださいね」と付け足すくらいの、
できた人物です。
ついでにメールで、皆さんにはよく言いつくろってくださいと頼みましたが、
後で聞いたら「もちろんしっかり真実をお話しました」と
硬い口調で言ってのける、できたやつです(くーっ)
久しぶりにお会いした草刈さんにも
「何やってんだよぉ~」と笑顔で挨拶される始末
それでも、何とか事なきを得、
あとは無事に行事をこなしておりましたが、
3日目の朝、松代観光に行く時に、
スケジュールが急遽変更されていたのに気がつかずに
待ち合わせ時間に間に合わずあたふたし、
まあそれも何とかなったと思いきや、
今度は帰りの新幹線の乗車時刻に異変が…
前回のブログに書いたように、
貪欲に「松かさの湯」に入ったものの、あっという間に出て
タクシーでかなり余裕を持って駅につき、
湯上りのほんわり気分を楽しみながら、
「終わりよければすべてよし」と、おみやげなどを覗き、
コーヒーを買い、鼻歌交じりで改札に着いて
電光掲示板を確認すると…
ぎゃあああああ
ないのです、またしても。乗るはずの電車が
よくよくチケットを見てみると、
17:36に取ってもらったつもりのチケット、15:36でした。
ガーン
なぜ私はこうも思い込みが激しいのでしょう。
なぜ36分のほうだけ見て、17時は見ないのでしょうか。
もう我ながら不思議でたまりません。
よく今まで生きて来られたと思いました。
幸いグリーン車を戴いていたので、
満席にもかかわらず、
(私のようなうつけ者がいたのか)
誰も乗ってこなかった席が空いているとのことで、
車掌さんが車内で乗車変更してくれました。
ところが、グリーン席に到着してみると、
横に4席並んでいて、AからDまでしかないのに、
車掌さんが手書きで書いてくれた番号は、
11号車15Eとなっているんです。
はい E席ですと
何度も何度もチケットと席の表示を代わるがわる見る私。
しかたなくD席に座り、車掌さんが通りかかるのを待って確認すると、
「あー、私が間違えました。Dです、ははは」だって
やれやれ、やっと落ち着ける…。
今回ははじめから最後までこんな旅だったな~と思いつつ、
でもとにかく「終わりよければすべてよし」の精神で、
東京ももうすぐというところで、化粧室に行っておこうと思いました。
小さい個室が空いていなかったので、
いやな予感がしましたが、あのドアが丸くカーブしている多目的トイレを使おうと、
「開」のボタンを押すと、
そこには人が入っていたのです
え、だってだって、鍵がかかってなかったしぃ~
中のご婦人よりも先に
「ぎゃああああ」と声をあげ、
必死で「閉」を押すのですが、あちらも必死で中の「閉」を押すので、
ドアが困って、途中まで閉まってはまた戻って開くのです。
そのうち「まもなく東京です」のアナウンスとともに
背後におじさん達が…
もうその場に立って目隠しの役目をするしかなく、
「すいません、すいません」と繰り返すばかり…。
本当に最後までしまらない旅でした
でも長い人生、こんなこともありますよね
(あ、中のご婦人は、下着は履いてらっしゃいました。
不幸中の幸いというか)
こちらも思い出の大鋒寺で、なんか姉と弟みたい