行きました、上田
着ました、真田丸「おこう」甲冑つき
そして歩きました、パレード、上田真田まつりです
いやあ、びっくりしましたね~。
とにかく大勢の人々が沿道に、交差点に、何重にもなって
初めてのパレード、さぞや気持ちよく楽しいものかと思っていたら
人の「圧」が凄くて、受け止めるのが大変でした
聞くところによると10万人もの人々が集まっていたとか
お子さんからお年寄りまで、報道陣、スタッフ…
その人々の「見たい」「見せて」という熱とエネルギーって
本当にすごいパワーです。
が、その中心は紛れもなく「親方さま」
「圧」は凄いながらも、右手を歩く私の目の前にいる方々は
馬に乗って相変わらず格好いい昌幸公を、
夢中でカメラや目で追っているのがありありと分かり、
はじめのうち、ちょっと寂しい気がしました。
が、そこは根っから真田っ子、離縁されても出て行かない
「おこう」の根性がむくむくと顔をもたげ、
自分から手を振り、笑顔で「イエ~イ」
すると目の前の方々の目はいっせいにこちらに向き直り、
輝くような笑顔で手を振ってくれるのです。
極意ですね、これは。
「友達ができない、誰も話しかけてくれない」じゃないんですよ、
自分から笑顔で話しかけるんです。
ね、そこの坊や、って…あらあら、話が脱線しました
それで最初の交差点に行くまでに、
もうずっと手を振りっぱなし、笑いっぱなし、口も乾くほどでした
実は吉川さんやマネージャーとたくらんで、
おしゃもじを持って、手を震わせながら落としてみよう、
そして沿道の人に拾ってもらったらなんて
わざわざおしゃもじを買って来て、懐に忍ばせておいたのですが、
警備の幕が一緒に歩いているわ、みんな写真を撮りたがっているわで
そんな細かい演技をする余裕がありませんでした
(一回だけやりましたけどね)
それにしても、人々の笑顔は嬉しかったです~
「おこうさ~ん」「は~い、ありがと~」って、目と目を合わせてにっこり。
もう至福の瞬間ですね
おばちゃんもおじさんも、
小さいお子さんも、中学生も高校生も、
こんな私を喜んでくれるんだと思うと、
これを書いている今、泣きそうになります
これもすべて「真田丸」という作品のおかげ、
番組にかかわっていた多くの方と、上田市のスタッフ、そして
番組を応援してきてくれた皆さんのおかげです。
本当に感謝です。ありがとう
余談ですが、前日の夕方まで傘マークがはずれなかった天気予報ですが、
究極の晴れ男の草刈さんのおかげで、
夜のうちに降水確率0%になり、
当日はきれいに晴れ渡りました。さすが
もっとびっくりなのは、
すべて終了して、出演者全員でおいしいおそばの昼食を戴き、
全員満足して、「では」と草刈さんが立ち上がった途端に
雨が降り始めたんです
真田丸のロケの時もそういうことがあったらしく、
草刈さんのシーンだと不思議に雨が上がり、終わって退出すると途端に雨。
屋敷Pが電話をかけて「戻ってきてくださ~い」と懇願したとか
馬で向こうから駆けてくる時に後ろからぱーっと雲が割れる瞬間なども
あったそうですよ。
ご自分で「神だね」なんて笑っていらっしゃいました。
その笑顔がまた素敵
その夜はFMとうみにラジオ生出演、
「真田丸」撮影時の話や、過去の映画の、出演したもの、好きなもの、
見たものの話をかなりぶっちゃけて話し、笑い、
「自分が楽しいのがまず一番。その姿が人を楽しませる」と
番組内でも語った精神で、楽しんでまいりました
素敵な一日をありがとう