前回の続きです飛び出すハート




ベストな状態で手術に臨むため



手術前に

緩和ケアチームのカウンセリングを

受けることになりました






私「精神科のお医者さんって

どんな感じなんだろ…」










👩‍⚕️「緩和ケアチームが

来ましたよー!」













ザッ


ザッ


ザッ


ザッ







シャッ!!






「こんにちは、

   精神科医の◯◯です」



「こんにちは、

   薬剤師の◎◎です」



「こんにちは、

   ソーシャルワーカーの⭐︎⭐︎です」



「こんにちは、

   看護師の□□です」



「こんにちは、

   精神科医の♪♪です」

 




 


「「「「「私たち、


 

す!」」」」」

 







????!!!!

 







聞いてない


アベンジャーズみたいに

こんなにたくさん来るなんて


聞いてない




 

精神科医1「手術前で落ち着かないですよね」


薬剤師「お力になるので

お話しきかせてくださいね」


SW「こんなに人がいると緊張しますよね」


看護師「気持ちが落ち着くお薬もあるのでね」


精神科医2「うん、うん」

 






   








 

圧。








今の私には

陽の気が強い…

眩しくて薄目で見ちゃう…





 

私「手術のことと

これからの生活の不安で


気持ちが辛くて

夜眠れなくて困っています」




 

精神科医1「わかりました


馴染みが無い方だと

怖いなと思うかもしれませんが


今は依存性の少ない

良い薬がたくさんあるんです


手術を目前に控えた今は


ゆっくり休息を取ることが

あなたの心と体に

必要なことだと思います

  


ゆっくり眠れると

余計なことを考える時間も減ると思います


手術の前後だけでもお薬を試してみますか?


もちろん

処方しても

飲んでも飲まなくてもかまいません」

 




(((うなずく一同)))

 




精神科の薬のイメージ、

説明を聞いてみたら

ちょっと違った

それならいいかも!






私「わかりました

試してみます!」



とにかく夜眠りたかった



 

21時消灯のこの病院は

電気とともにテレビも消えてしまう

Wi-Fi環境も無い



 

暗くて本も読めず

夜、何もすることがない



 

できるのは

通信制限を気にしながら


『メラノーマ 5年生存率』

『がん 鬱』


と調べ

私はそれなりに病んでいた

 





蜘蛛の糸をたぐるような感覚で

今できることに

必死にしがみついていた

 


誰か 


誰か


私を

この闇から救い出してくれ


ありがとう