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私の入院病棟は、10階






ドクターヘリが飛び立つときは

ものすごい騒ぎになる




入院中

することが何も無いときは


窓から見える人の流れを

ひたすら見つめていました







『これから通るよ!』







朝早い出勤時間

夜遅い帰り道





面会時間をすぎている時は

必ず連絡をくれて
病棟の下を通ってくれる旦那氏




私はそれを見るだけで

1日ハッピーな

気持ちになるのでした




私ががんの告知を受けた時


真っ先に不安に思ったのは


自分のことよりも


遠く離れた旦那のことでした




「この歳で嫁ががんって…
落ち込んで鬱になったら

どうしよう」





『家族も第二の患者です!』





パンフレットにはそう書いてあった

私は患者として

第二の患者をどうケアしてあげたら良い?



旦那の仕事仲間であり
良き酒飲みお姉さんであるYさんに

連絡をした






「旦那に何かあったら

連れ出してください


何か話したそうだったら

聞いてあげてください


辛そうだったら

飲みに行ってください」





「わかるよ!
大丈夫だよ!
私がんの友達多いの👍」






このYさん

顔が広く


今まで友達のがん告知に

同席したこともあり
病気のことやウィッグのことも

めちゃくちゃ詳しかった


病気になって
右も左もわからない私に


彼女の存在は本当にありがたかった