昨夜都内で催されました【スタン・リーを語る会】に、私も参加させていただきました。
『THE REFLECTION』のスタッフ関係者を中心とした日本でのオフィシャルなお別れ会ということで、アメリカにあるスタン氏の会社からのビデオメッセージや、アメコミ翻訳の第一人者・小野耕世さんによるトーク、神田真紅さんの講談など、プログラム内容も濃く、スタン氏に纏わるとても貴重なエピソードを沢山聞くことが出来ました。

ずっと前からスゴイ人で。
凄すぎて遠い存在で。
顔も名前も声も知っているのに、現実味が無くて。
だけど、何故だかとても身近に感じられる。
私にとって、スタン・リー氏はそんな人でした。

長濵博史監督をはじめ、アメリカのスタッフや小野耕世さんといった、スタン氏と実際に交流のあった方の口から語られるスタン・リーという人の話、そして言葉は、あの温かい笑顔と合わさり、更にはスタン氏の生み出したヒーローの姿にも重なって、不思議と、今まで以上に、近しい気持ちを抱きました。
スタン・リー氏を送る会でもあったわけですが、始終明るい雰囲気で、会場には笑顔も溢れていました。
きっと、参加していた誰もがそんな気持ちになったのではないかなぁと思います…☆

会場にはこちらの絵(元は4枚の色紙)を並べたパネルが置かれ、サインを書かせていただきました。
スタン氏の会社に贈られるとのことです。

長濵監督の私物コレクション!
小野さん翻訳のコミックや、スタン氏とのインタビュー記事が載った1970年代の雑誌も見せていただくことが出来ました。


3Dプリンターで生み出された、エクスオンとアイガイ。
偉大なヒーローのフィギュアと同じように2人が並んで立っていて嬉しかったなぁ。

スタン氏が最後に手掛けた作品である『THE REFLECTION』。
彼の魂を受け継いでいる最後のオリジナル作品に携わらせていただけたこと、大変光栄に思います。
長濵監督が「スタンに見せたかった!」「スタンに見せたいんだよ」と語った『THE REFLECTION』のその先を。
いつか。必ず。
スタン・リー氏に届けられますように。
そう願っています。




2016年の東京コミコンにて。
スタン氏の元気なお姿をこの目で見た、唯一の機会となりました。