頭で欲している文学がある。
活字の並び、作家独特の文章の流れやリズム、舞台となる時代の文化、思想、立ち上る匂い、そこに生きる人たちの感情、人生、色、温度…追いたい、知りたい、思い浮かべたい、感じたい。
でも、心は違う。
「今この作品を読んだらきっと食らってしまうよ。」
「今じゃない方がいいと思うよ」
そう訴えている。
本棚から一冊取り出して、目の前に持ってきたのに。
簡単なことなのに。
開くことが出来ない。
仕方がないので、今日は止めた。
そして。
読むのを止めたことを書き出してみようと、ブログを開いた次第です。
まあ、ね。
そんな夜もありますよね。
今は趣味で潜る時じゃないってこと。
何処かでわかってるんだ。
うむ。