カンボジアへ
2014年。
夫の夢を叶えるためにカンボジアのプノンペンへ。
当時のカンボジアへの入国は、
空港で観光ビザを取るので証明写真だけ用意して行くことになっていた。
それなのに、日本の空港チェックインカウンターで
『ビザを持っていないと入国出来ないので今の状態では飛行機に乗れません』
と一悶着。
夫が先に入国していたのでその話をして、
『その話は本当なんですね？？？もし何かあっても知りませんよ』
と最終的になげやりになられながらチェックイン完了。
〜無事プノンペン国際空港到着〜
空港で書類記入。証明写真を合わせて提出。
名前を呼ばれてお金を払って入国完了。
夫が入国する際は、なにかに引っかかったらしく別室へ案内された。
賄賂を渡してことなきを得たそう。
カモにされたのかも。
それにしても腐っていた。
今はないと信じたい。
2015年 長女誕生
妊娠6ヶ月目で日本に帰り、日本で出産しました。
妊娠したっぽいと思った頃、夫は日本に一時帰国中。
すぐにはっきりしたい性格なので妊娠検査薬を買うために家を出る。
前年にAEONモールが出来たのでそこで聞けばなんとかなるはずと思い、意味があるのかないのかわからない、ゴミだらけで物置状態の歩道を30分ほど歩いて行く。
電線も垂れ下がってるし、感電して真っ黒頭ボンバーになったらやだなと想像したり。
バイクに乗ってる人が飲み終わったドリンクのゴミを投げた中身が飛び散ってきたり。
悪阻と悪臭で何度もくじけそうになる。
大きな交差点は信号が一応ついてるけど守らない人ばかりで、死ぬ思いで渡る。
初めての妊娠なのでそもそも妊娠検査薬がどこに売っているか知らなかったので、スーパー内の店員を捕まえて
「妊娠したかもしれないんだけど、チェックするやつある？」
妊娠チェック薬を英語でなんと言うのか知らなかったし、店員も英語が分かりそうで分からない人たちばかり。
どんどん人が集まる。
5人分のCan I help you?を聞いて
5回目の説明で諦めた。
もういいもういい、ばいばーい
シスター！シスター！
話が通じないので呼び止めないでください。
携帯もWi-Fi環境かでしか使えなかったし。色々酷かった。かわいそう。よく生きてたな。
いや、自分が悪い。
寄ってくるけど役に立たない人ばかり。
人だかりにさらに集まる野次馬。
これぞカンボジア。
結局、薬局で同じ説明をしたらすんなり買えました。
プレグナンシーチェッカー
と言う単語を覚えた！
