正直、地元のクリニックで癌かもしれないと言われていたので驚きはしませんでした。


だけど

大袈裟に言ってるんじゃないのかなとか

よく調べてみたら違いましたー!

を、60%くらいは期待していました。



8/31 がんセンター初診日


地元クリニックでもらった紹介状と画像を手に、

がんセンターへ向かいました。


主治医になる先生にお話を聞きました。


先生の見立てでは、画像から見ても

『骨の癌じゃないかな』

ということでした。


そして次の日に、急遽、針生検のために一泊二日で入院する事になりました。


9/13 生検の結果


60%の淡い期待を持ちつつ、
生検の結果を聞きに診察へ向かいました。
母もついてきました。

というか、先生に家族と一緒の方が良いと言われました。
私は1人でも大丈夫な気がしてました。
父1人に双子の面倒を見てもらわなくてはいけなかったので、そっちの方が心配でした。



そして、正式に癌であると告知されました。

病名は傍骨性骨肉腫

ふくらはぎの腓骨に出来た骨の癌。
骨肉腫である為、悪性。
けれども、その中では低悪性度。

なんともややこしい悪性度。

ランク的には上の下ということでしょうか。



先生は続けました。
抗がん剤治療や放射線治療の効果が期待できない。
→治療法としては切除しかない。
→切除するとなると、切断をしなくてはいけない。

切断?????!!
「嘘でしょ?!」
と先生に言ったような言わなかったような。

私の予想を大きく上回る展開になりました。


だって、
『いやね、よくよく調べてみたら、何でもなかったよ。でも取らないとね。手術して取ったら大丈夫だから。』

を想像していたから。


先生は3つの案を教えてくれました。

①切断せず、腫瘍だけを取り除いて足を残す。
切った神経や血管が後々繋がらない可能性。
装具を付けるか杖をつくか、支えがないと歩けない。さらには血行不良などで結局切断を余儀なくされる可能性もある。
病源を完全に取りきれない可能性あり。
再発の可能性あり。

②膝下で切断。
関節が残るので、義足が作れる。歩けるようになる。
以前と同程度の生活が送れるようになる。
病源が取りきれない可能性あり。
再発の可能性あり。

③膝上で切断。
義足が作れる。
義足を履いても自分の関節で歩くよりは劣る。
確実に病源が取り切れる。
再発の可能性はほぼゼロ。


びっくしはしたけど、全く実感はなく。

私の気持ちは、

病気を取り除く為にはなにが最善か、
今後の生活、子育てをしていくなら何が最善か、
考えられる客観的な場所にいました。


母はショックだったかな。

自分の子供が癌だなんて
辛くない親はいないと思う。
私だったら泣いちゃうかも。


帰りの電車で、2人の意見は

②膝下で切断

の一択でした。