木の上に立って見る。親になると、色々な物が見えてくる。特によく見えてくるのが‟自分の親” | 戸田さと美オフィシャルブログ Powered by Ameba

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木の上に立って見る。
 
親になると、色々な物が見えてくる。
 
特によく見えてくるのが、
 
‟自分の親”
 
 
 
幼いころ、なぜ怒られたのか?
 
思春期のころ、なぜあの言葉を言われたのか?
 
大人になったころ、なぜ何も言われなくなったのか?
 
 
今だからこそ分かる。
 
 
 
 
 
幼いころ、どんな気持ちで怒っていたのか。
 
思春期のころ、どんな気持ちであの言葉を言ったのか。
 
大人になったころ、どうして何も言わなくなったのか。
 
 
 
今だからこそ分かる、、、
 
だから、感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 
 
 
 
今回の旅は
 
本当は息子を2人でいく予定だったのを
急きょ、父も連れていくことにしたのだけれど、
一緒に旅ができて、本当に良かった。
 
我が家にとって父は、頑固物で怖い存在でした。
THE昭和の父とでもいいましょうか?
 
今でも覚えているのが、星一徹のようにちゃぶ台をひっくり返したこと。
 
飲んでいたお茶を、見事に投げつけたこと。
 
TVを投げて壊したこともあったっけな。
※人的被害はない
 
あり得ないと思われるだろうけど、実際にあった話。
 
あの頃は、そんな父が大嫌いだったけれど、
あとに母から聞いた話では、仕事で毎晩夜中に帰って来て、
朝は一番に家をでる。相当なストレスがあったらしい。
 
とはいえ、普通によくないことだとは思う。
けど、そんな出来事も、今では許せるし、
正直わたしの中では笑い話になっています。
 
 
息子と遊ぶのが、何よりの楽しみなようで、
 
こんな嬉しそうに笑う顔を見ると、
全て許せてしまうのが、親子なんだなぁとも思います。
 
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息子もおじいちゃん、おばあちゃんが大好きで、
 
私が息子に対して厳しい分、
※父親役と母親役をひとりで担う為、そうなってしまった
 
いつでも自分の味方をしてくれる存在がいることは
彼にとっては、とても良いことだとも思っています。
 
 
母親が亡くなってからは、
率先して、わたしと息子のサポートをしてくれます。
 
ときに、子育て方法のことで大喧嘩もしますが
次の日には、何もなかったように会話をします。
 
それもそれで、面白いものですね。
 
それが親子なんでしょうね。
 
 
 
 
 
母が生前のころ、
よく一緒に訪れたこのHAWAII。
 
思い出が沢山あるこの土地で
今度は父との思い出を
 
毎年毎年
つくっていこうと思います。
 
 
 
もし、皆さんの中で
最近、親と会ってない、
会ってもすぐに帰らなくてはいけないので
あまり話せてないって方がいたら、
 
是非話す機会をつくってもらえたらな。って思います。
 
私が人様のご家庭事情をどうこう言うのは
烏滸がましいことと重々承知です。
 
ただ、
居なくなったら、やっぱり寂しい。
 
 
そう思うんですよね。
 
 
親になった今だから、親が通ってきた道が分かるし、
まだ、通ってない道も、想像がつく。
 
想像してもわからないことは、
やっぱり親に聞くのが一番で、
 
そう、もう一度頼ることも
 
親孝行の一つなんだと、わたしは思います。
 
 
 
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息子の笑顔も、わたしの笑顔も
 
すべては命をつないでくれた、親のお蔭。
 
 
感謝です。