あれから３年
まだまだあの日の事は鮮明に思い出されます。
２８歳で未亡人となった私は、お葬式に出た回数もほとんどないまま
喪主を勤める事になり、それから
１回忌、３回忌と２年間は毎年、法事
３年目の今年はやっと
ゆっくりとお墓参りができました。
午前中の打ち合わせの後に一人向かった主人が眠るお墓
郊外にある、整備されたメモリアルパーク
初めて電車で向かったのですが
乗り馴れない電車でしたが空いていてよかった。。
東京から出発して電車の風景が
だんだんとビル群から戸建てのへ代わり
緑も増え、主人が待っているあの場所へ近づきます。
窓から映る風景を眺めながら
３年前の今日の記憶が鮮明に蘇って・・・
頬につたう涙・・・
本当人が少なくてよかったわ。
主人の元に到着
シトシト降る雨の中
一人墓石の前に立つと
『はぁ・・』とつくため息
一気に何か重い物が・・・ね
まだまだ・・だよね
きっと何年、何十年経ってもこの思いは変わらないのだと
３年目の今日 再確認しました。
早くわたしのやるべき事を、主人から託された沢山のものを
しっかりこなし、成功させ、
はやく、主人の元に行きたいな。
いつかいつか、会える日が来るその日には
わたしを２８歳に戻してね笑
毎年、お墓参りにいくと
いつも私より先にお花が綺麗に飾ってあります。
そして
毎年、主人の好きだったものや、縁のもの
ある年は、納豆が置いてあったっけな笑
今年は【京都の日本酒】
私たちは京都の桜の下で永遠の愛を誓いました。
②人とも大好きな京都
京都で美味しい日本酒をかなり飲んだのを思い出します。
きっと彼の親友が来てくれたんだろうな。
ふと思うのが
私が亡くなったら、こんな風に毎年私の好きなものを置いてくれる人はいるのかしら
なんてね、
本当にたくさん人に愛された人でした
今年はゆっくり話が出来てよかった。
シトシト降る雨に、私の涙もわからなかったし
次は息子と二人でゆっくりと来るね。