昨日の外交部会・外交調査会合同会議において、
トンガ王国への支援状況について議論されたことを報告する。
発災から現在まで、航空自衛隊のC-130H輸送機、
C-2輸送機を使用した支援が中心となっていた。
1月24日(月)に統合任務部隊として編成された
海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」が出港し、
2月9日(水)にトンガタプ島のヌクアロファ港に到着した。
この輸送艦「おおすみ」には、
陸上自衛隊のCH-47大型輸送ヘリコプター2機とLCACホバークラフト揚陸艇2艇が搭載されている。
CH-47によりトンガ政府から依頼があった離島への支援が可能となる。
今まで、支援が難しかったババウ諸島、ハアパイ諸島、
エウア島への支援を支援物資の検疫が済み次第、実施予定である。
今回、「おおすみ」には高圧洗浄機、リヤカー、一輪車、飲用水等が搭載されており、
離島における災害復旧に大きな力を発揮することとなるだろう。
今後、C-130H輸送機については、日本国内での待機となる。