本日、自民党本部で外交部会を開催し、以下の議題について議論した。

 

1.国際的な人の往来に関する措置

2.中国全国人民代表大会

3.ミャンマー情勢

4.日印首脳電話会談

5.米韓合同指揮所訓練

 

まず、水際対策の強化に関して厚生労働省から以下の説明があった。

 

 

上記、強化措置完了時期が曖昧なことから、参加議員から「緊急事態宣言が終了予定の3月21日までには必ず間に合わせなければならない」と政府に求める声が多数出た。また、「入国時、抗原検査の結果によってPCR検査を受けるのではなく、初めからPCR検査に変更すべき」「偽造の陰性証明書が出回っているとの情報がある」との指摘する意見も出た。

 

次に、外務省から中国全国人民代表大会の概要について説明が行われた。

 

 

宗教弾圧や少数民族への人権問題とも取れる方針が明記されていることを指摘する意見が多数出たが、外務省からそれに対する日本外交の対応策に関し明確な回答は得られなかった。北京オリンピックに向け、東南アジアや南米、アフリカに対するワクチン外交強化についても懸念の声が出た。

 

続いてミャンマー情勢及び日印首脳会談、米韓合同指揮所訓練について説明が行われた。

 

 

日印首脳電話会談の概要は以下

 

 

改正海警法に関して、政府に「『日本の正当な権益を損なっているのであれば』という仮定的な言い方はやめるべき」と求める意見が出た。新型コロナウイルス対応、中国全人代など注視すべき課題が山積みである。引続き外交部会で粘り強く取組んでいく。