国防議連で8月末から、8回に渡る勉強会を重ねて策定した「新たなミサイル防衛に関する提言」を本日、岸防衛大臣に提出した。

 

陸上イージスの代替案については、導入を決めた頃とは安全保障環境が激的に変化していることに加え、今後約30年以上にわたる長期間運用することを踏まえて新型ミサイル対応等の拡張性を重視すべきであることを訴えた。

 

そのためには、幅広く正確な情報を得て、与党と十分な調整・協議の上、決定すべきであり、国防議連としては新型イージス艦案を軸として検討の深化を求めた。

 

また、ミサイル阻止力に関しても安倍前総理の談話を踏まえ、ミサイルの迎撃だけでは防御しきれない恐れがあるため、更なる抑止力の向上が必要であることも求めた。

 

岸防衛相は「本日の提言を踏まえて、検討を進める」とのことだ。

 

国防議連の勉強会に参加した多くの国会議員の熱心な議論と真剣な取組みを政府に伝えたことが、我が国の防衛力の真の強化に一歩近づくことに期待している。引続き、本件に関し、粘り強く取り組んでいく。