本日、自由民主党本部にて政務調査会「宇宙・海洋開発特別委員会 海洋総合戦略小委員会」が開かれました。

佐藤は所用がありましたので事務所から様子を報告します。

 

今回の議事は以下について。

(1)民間事業に伴う外国船による調査の取扱いについて

(2)日本周辺の外国海洋調査の現状について

(3)大和堆及び東シナ海等における外国漁船への対応状況について

(4)尖閣諸島周辺海域における中国公船の動向について

 

出席者はSIP(戦略的イノベーション創造プログラム:Cross-ministerial Strategic Innovation Promotion Program)関係として石井正一氏(SIP革新的深海資源調査技術プログラムディレクター、石油資源開発株式会社)をはじめとして内閣府・内閣官房など議事に関係する各省庁の担当者が出席しました。

 

議事の(1)(2)関しては新しい課題として、内閣府や海上保安庁、資源エネルギー庁、外務省から「民間事業に伴う外国船の調査の取扱い」に係る関連規定や外国海洋調査船の特異行動状況などの説明があり、(3)(4)については関係省庁より情報のアップデートとして最新の情報・状況が報告されました。

 

質疑応答では出席議員から最近の実態と我が国の態勢や法整備に乖離が大きく、論点を整理して対応していくべきとの意見が多く出ました。

 

 

上の資料写真のとおり南鳥島のEEZ(排他的経済水域)に面した公海域に中国のマンガン団塊探査鉱区が設定されるなど状況は刻々と変化しています。

今後もしっかりと対応して参ります。

 

 

佐藤学校仮入校(リンク)