本日の国防部会・安全保障調査会合同勉強会では、後方分野の強化として補給や衛生に関する施策について、防衛省が説明を行った。持続的な運用を確保するための弾薬、燃料等の確保や装備品の高い稼働率の確保のほか、衛生分野については人材の確保、教育・研究の充実・強化など多岐にわたる施策が説明された。

 

佐藤からは、自衛隊と米軍の小銃弾と自衛隊の医務官や臨床心理士に関して以下の質問をした。

「自衛隊は無鉛化した弾を使用しているのに対して、米軍はまだ無鉛化した弾を使っていない。日米で相互に弾を融通し合うことは相互運用性確保の観点から重要ではあるが、環境に配慮するためにも日本国内で米軍が演習を行う際は、無鉛化した弾を使うなどを検討してはどうか。また、医務官や臨床心理士の人数が限られる中、広い北海道などではある程度の面で人員を配置し、陸海空の統合による人員配置を考えてはどうか」

 

防衛省からは、医務官や臨床心理士の最適な配置について、検討を進めたい。また、小銃弾については米軍の運用状況を確認したい、との回答があった。

 

南西方面では陸上自衛隊の駐屯地の新設が進んでいるが、島嶼という特性から、配備されている部隊の補給や衛生機能の強化なくして、真の防衛力の強化はあり得ない。佐藤まさひさ も引き続きこれらの施策の充実に注力して参りたい。

 

 

佐藤学校仮入校(リンク)