本日、自民党本部にて開催された「沖縄振興調査会、西普天間基地跡地における国際医療拠点化等推進小委員会、及び美ら島議員連盟合同会議」では、「今後の沖縄振興の方向性について」(案)が発表された。取りまとめの概要は以下の通り。

 

■那覇空港の滑走路増設事業を着実に進めるとともに、「官民連携による国際クルーズ拠点」として需要が急増する大型クルーズ船の寄港を受け入れる為の港湾整備を推進する。

■西普天間住宅地区跡地については、移設する琉球大学医学部及び同附属病院を核として高度な医療・研究機能の拡充や地域医療水準の向上を図る「沖縄健康医療拠点」の形成に向け、国の財政支援も含めた具体的な取組を推進する。

■沖縄の渋滞問題の解消を進め、住民にも観光客にも利用しやすい交通環境を整備する。水素社会も視野に、自動運転などの最先端技術も活用した鉄軌道を含めた公共交通網の充実・強化。

■沖縄科学技術大学院大学の規模拡充を図り、産・官・学連携のイノベーション形成を推進する。

 

沖縄では、領空侵犯のおそれがある外国機に対する航空自衛隊による緊急発進(スクランブル)が多発している。官民共用で1本だけの那覇空港の滑走路が増設されるのは大変望ましいことである。また、大型船が寄港できる港湾の整備や医療施設が充実することも歓迎すべきことだ。沖縄や離島振興について、安全保障の観点からも佐藤として引き続き取り組んで参りたい。

 

 

 

 

 

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