日本の海洋資源調査の現状は、どのような状況になっているのであろうか。

 

今日の「宇宙・海洋開発特別委員会 海洋総合戦略小委員会」では、関係団体からこれまでの成果と次世代海洋資源調査について説明があった。

 

平成29年の成果としては、海底面下の熱水鉱床について、垂直方向の広がりを世界で初めて把握できたこと、自律型無人潜水機 (Autonomous Underwater Vehicle/AUV)4機と洋上中継器1機を同時運用し、調査効率を高める技術を立証したことなどが紹介された。

 

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)に基づき、各省庁にまたがって平成26年から、海洋調査や資源探査技術開発の予算が付けられていた。しかし、前半の2年間は成果が思わしくなく事業評価もC判定だった。この為、出席した国会議員の中からは、次期5年間のSIPについては、しっかりとしたガバナンスと具体的な成果を求める厳しいコメントが寄せられた。

 

本日第2の議題は、海上警備・警察力についてであった。防衛省、海上保安庁、水産庁から、状況について報告があった。防衛省と海上保安庁は、平素から緊密な連携協力体制を構築しており、海上自衛隊の艦船、P-3C哨戒機、海上保安庁の巡視艇の間では秘匿可能なデータ通信システムが整備され、情報を共有していることが報告された。

 

また、海上保安庁と水産庁はともに連携しながら、大和堆や尖閣諸島周辺海域で外国漁船の取締りにあたっていることを報告した。

 

しかし、出席した国会議員からは、今後、日本周辺海域の情勢が厳しくなることを念頭に、水産庁の取締官の装備がヘルメットとこん棒と防弾ジャケットだけであることを懸念する意見が出された。

 

中国の海上警察にあたる「海警局」は、最近の組織変更によると「海警隊伍」と名称が変わり、今後は軍の指導を受ける模様だ。佐藤としても「海警隊伍」がどのように運用されるのか注視し、我が方に必要な装備や組織について検討していきたい。

日本の海洋資源調査の現状は、どのような状況になっているのであろうか。

 

今日の「宇宙・海洋開発特別委員会 海洋総合戦略小委員会」では、関係団体からこれまでの成果と次世代海洋資源調査について説明があった。

 

平成29年の成果としては、海底面下の熱水鉱床について、垂直方向の広がりを世界で初めて把握できたこと、自律型無人潜水機 (Autonomous Underwater Vehicle/AUV)4機と洋上中継器1機を同時運用し、調査効率を高める技術を立証したことなどが紹介された。

 

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)に基づき、各省庁にまたがって平成26年から、海洋調査や資源探査技術開発の予算が付けられていた。しかし、前半の2年間は成果が思わしくなく事業評価もC判定だった。この為、出席した国会議員の中からは、次期5年間のSIPについては、しっかりとしたガバナンスと具体的な成果を求める厳しいコメントが寄せられた。

 

本日第2の議題は、海上警備・警察力についてであった。防衛省、海上保安庁、水産庁から、状況について報告があった。防衛省と海上保安庁は、平素から緊密な連携協力体制を構築しており、海上自衛隊の艦船、P-3C哨戒機、海上保安庁の巡視艇の間では秘匿可能なデータ通信システムが整備され、情報を共有していることが報告された。

 

また、海上保安庁と水産庁はともに連携しながら、大和堆や尖閣諸島周辺海域で外国漁船の取締りにあたっていることを報告した。

 

しかし、出席した国会議員からは、今後、日本周辺海域の情勢が厳しくなることを念頭に、水産庁の取締官の装備がヘルメットとこん棒と防弾ジャケットだけであることを懸念する意見が出された。

 

中国の海上警察にあたる「海警局」は、最近の組織変更によると「海警隊伍」と名称が変わり、今後は軍の指導を受ける模様だ。佐藤としても「海警隊伍」がどのように運用されるのか注視し、我が方に必要な装備や組織について検討していきたい。

 

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