本日、自民党本部にて「外交部会・外交調査会合同会議」に出席し、外務副大臣として以下の挨拶をした。

 

「阿達外交部会長、衛藤外交調査会長をはじめ、外交部会、外交調査会から種々多大なるご支援を頂き深く感謝申し上げる。厳しい財政状況ではあるが、自民党の後押しを得て、河野外務大臣を先頭に財務当局と折衝に当たっている。質・量ともに変革する外交需要に対応すべく、国益に直結するODA予算の確保や「足腰予算」の拡充を含めた外交実施体制を強化したい。折衝が大詰めを迎える中、最後まで粘り強く交渉していく。」

 

その後、外務省から、「平成29年度当初予算と平成30年度予算概算要求」と「平成30年度予算編成大綱(案)」について説明した。

平成30年度予算概算要求に向けた主な柱は4つ。

1.不透明さを増す国際情勢に対応し、戦略的な外交を展開する。

2.テロ等の脅威から在外邦人や国内を守る。

3.日本経済を力強く外交面で後押しする。

4.戦略的な対外発信を維持・強化する。

 

「主要国並みを目指した外交実施体制の強化」と「国益に資するODAの更なる拡充」を実現する為の内容となっており、出席した国会議員からは目立った反論はなく、満場一致で予算案は了承された。

 

ここからが本番、外交体制の強化のため財務省との折衝に当たっていく。