本日、自民党本部にて「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会」が行われ、冒頭、堀井外務大臣政務官が、サンフランシスコにおける慰安婦像の設置に関し、わが国政府の立場とは相入れないものであり、極めて残念で忸怩たる思いであると挨拶しました。その後、外務省より下記項目について状況を説明しました。

 

「慰安婦問題」及び「南京事件」を巡る最近の海外の動向について

①  ユネスコ「世界の記憶」を巡る動向

②  サンフランシスコにおける慰安婦像の設置

③  カナダにおける「南京事件」関連動議・法律

④  韓国における「慰安婦を讃える日」に係わる法律

 

出席した国会議員からは、米国やカナダの地方都市から問題が生じており、日本側の地方都市と国の対応や役割を考えるべきではないか。民間のシンクタンクの研究や知見も生かし、戦略的な

対外的情報発信をしていく予算がついているので、正しい日本の姿を発信できるよう頑張ってほしい。情報戦は専守防衛ではない。事実に基づく反論、日本は女性の人権を守る国であることをアピールしていこう。在外公館から米国・カナダなどの議員に働きかけを行っていると思うが、その街と日本の係わりの歴史を知る引退した長老議員にも働きかけよう。北米の主要大学で「日本研究」が行われているのか、学術面からもチェックしていこう、など多数の意見が上がり、活発な議論が行われました。

 

海外での反日運動の動きにアンテナを高く張り巡らせ、国際機関にも説明や働きかけをして参ります。各議員から寄せられた様々な示唆・意見を踏まえ、外務副大臣としても全力で対応して参ります。