佐藤正久が外務副大臣としての公務により出張中であったため、昨日、党本部で行われた北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部の様子を秘書から皆様にご報告します。

 

 

内閣官房、防衛省、外務省から、政府の初動対応に関して説明が行われました。

 

北朝鮮は、本日午前3時18分頃、北朝鮮西岸の平城(ピョンソン)付近から1発の弾道ミサイルを発射。詳細については現在分析中です。発射された弾道ミサイルは、約53分飛翔し、午前4時11分頃青森県西方約250㎞の日本海(わが国の排他的経済水域〔EEZ内〕)に落下したものと推定されます。飛翔距離約1,000㎞、最高高度約4,000㎞を大きく超えると推定されています。

 

今回の弾道ミサイルの発射は、飛行機や船舶の安全確保の観点から極めて問題のある行為。さらに、これは安保理決議等への明白な違反であり、わが国としては、このような北朝鮮による度重なる挑発行為を断じて容認できないとし、北朝鮮に対して厳重に抗議し、最も強い表現で非難しました。また、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を解決することなしに北朝鮮に明るい未来はないとして、北朝鮮に政策の変更を強く求めました。